今回は評価の高いお買い得大学をまとめてみました。
主に偏差値や学費、就職を考慮して選抜しました。
見出しの大学名をクリックしたら各大学の詳細がご覧になれます。
入試科目の詳細や配点はリンク先をご覧ください。
目次
神戸大学海洋政策科学部
元々は海事科学部でしたが、2021年に改変されて「海洋政策科学部」になりました。
改変されて文系からでも受験が可能になりました。
専門は2年次に決定するので、文系入学でも理系の専門を選択することが可能です。
神戸大学の中で一番偏差値低いですが、就職は大手の造船企業に強くかなりいいです。
神戸大学の他の理系学部は共通テストボーダー8割程度ですが、海事科学部は7割程度です。
ただし理系だと国語の配点が高いので国語で失敗した方には向かないです。
水産系と言えば、ゴリゴリに船や航海のイメージがありますがそうでもありません。
神戸大学海洋政策科学部について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
会津大学
共通テスト1科目理科のみで受験できます。しかも2次試験は簡単な英語と数学のみで偏差値45程度です。
コンピューター理工学部なので徹底的にプログラミングを学び、英語にかなり力を入れています。
正直課題はきついようです。
偏差値は低いですが、就職は大手のIT企業などに強くかなり良いのでコスパは非常に高いです。
24時間使える施設もあり、キャンパスも綺麗です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
福知山公立大学情報学部
- 情報学部は2020年開校
- 共通テスト3科目型で受験可能(国語・英語なしで受験可能)
- 2次小論文のみ
- かなりの田舎
- A l(人工知能)、データサイエンス、loT、プログラミングなど最先端ことが学べる
これから伸びる大学でしょう。
静岡大学工学部
偏差値の割に意外と就職いいのでコスパが高いです。
大昔に静岡大学工学部の教授にテレビを開発した教授がいるのがいまだに影響しているようです。
工学部の場合ほとんどの大学では8割以上が大学院に進学しますが、静岡大学工学部の場合は4割も就職します。
家庭の事情で大学院に進学できないけれど、工学部に進学したい方におすすめです。
あとは前期旧帝大に出願する人も、後期の出願先としてもおすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
長崎大学 工学部
工学部は共通テスト4割でも逆転可能です。
もちろん工学部なので普通に就職いいです。
b方式(個別学力重視型)があります。確か共通テストスタートで作られた方式です。
共通テスト:2次=300:720(2次は数学と物理or化学と英語)
面接(ペーパーインタビュー)と調査書もあります。
長崎大学では合格者の分布図が公開されています。
共通テスト40%〜45%でまあまあ受かっているので、900点満点で300点代でもまあまあ合格者いるのではないかと。
しかも共通テストの国語が傾斜で8分の1になるので、国語が苦手な人におすすめです。
出願の時に機械工学コース、電気電子工学コース、構造工学コース、社会環境デザイン工学コース、化学・物質工学コースから希望を第一希望から選んで出願します。
立地は偏差値の割には栄えていてそこそこいいです。
駅近でお店も多くそこそこ栄えています。
西九州新幹線が開通されてからアクセスがよくなりました。
博多からでも通えます。
筑波大学 生命環境学群(生物資源学類・地球学類)
筑波と言えば旧帝大ほどではないですが難易度が高いです。
名門の筑波大でかなり負担を軽くして受験できる裏技です。
「生命環境学群 生物資源学類と地球学類」はなんと2次試験地理と地学で受験できます。
地理と地学は範囲が被っているし、地学は範囲が狭いのでかなり負担が軽くなります。
これはバグ技過ぎて他にも2次試験地理と理科で受験できる東京都立大学では地理と地学の組み合わせは封じられています。
2次試験地理自体珍しいのですが、論述中心なので高得点は取りにくいですが大きくこけることは少ないです。
地学よりは地理は過去問や問題集充実しているので勉強はしやすいです。
共通テストも理科1科目と社会1科目なので理科2科目用意する必要がありません。
ただこれもリスクがあって、科目絞っている分、後期試験や共通テストこけたら他の大学を受験しにくくなります。
ちなみに、地学を利用したその他バグ技や勉強方法はこちらの記事をご覧下さい。
九州大学芸術工学部
音響設計コース以外の学科は、九大の理学部や工学部と比較して偏差値は低いです。
偏差値は低いですが就職はかなり良いです。
若干特殊な学部なので興味がある方にはおすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大阪大学外国語学部
他の阪大の学部と比較して偏差値は低いですが就職は申し分ないです。
ただし語学に全く興味がないとかなり辛いようです。
もちろん留学も必須となっています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
大学校
大学校は国立と併願で受験できます。さらに学費も国立と変わりません。
大学校と言ってもたくさんあります。ざっと種類をあげるとこんな感じです。
この中でも水産大学校と国立看護大学校は共通テスト後にでも出願可能です。
入試科目は私大に近いのであなたの得意科目と一致すれば併願におすすめです。
詳しくはこちらの記事で詳しくまとめています。
夜間の国公立大学(特に滋賀大学経済学部)
夜間の国公立大学はコスパが高いです。
全体的に偏差値が低いので受かりやすいです。
学費も昼よりも安く半額なので経済的に厳しい方にもおすすめできます。
昼間はバイトして夕方から受講することも可能です。
もちろん昼間の講義も履修できます。
特におすすめは滋賀大学経済学部です。
高校生でも入学できる上に共通テストなしで、小論文(英文あり)と面接のみです。
ただし総合選抜でAO入試みたいなもんなので、11月受験です。
ある意味進学校ではない高校からでも受かりやすいです。
その他の分野の夜間はこちらの記事をご覧ください。
<国公立夜間一覧>
<私立夜間>
<短大夜間>
<大学ピックアップ>
<地域別>
<夜間国立編入>
<社会人入試>
<社会人向け大学院>
東京理科大学二部(夜間)
東京理科大学の夜間です。
学費は国立大学の昼と同じくらいなので、経済的に厳しい方でも進学可能です。
理系の私大の中ではかなり安い学費です。
偏差値は低いですが、夜間からでも東大や東工大などの上位国立大学院に進学している方はいます。
ただし、留年率と退学率が超高いので覚悟はしてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
福岡大学商学部(会計専門職プログラム)
2012年から税理士や公認会計士を目指す会計専門職プログラムがあります。
TACとの提携による公認会計士試験受験対策講座を追加料金なしで受講できます。
合格実績もあります。
会計士を目指すならば最高の環境です。
ただしかなりハードなのは覚悟です。
学費は昼の半額以下です。
初年度納入金額 | 入学金 | 授業料 | |
昼 | 1,126,710 | 190,000 | 730,000 |
夜 | 472,370 | 60,000 | 310,000 |
二部専用の給付金制度あり。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
公立短大
公立短大です。存在自体知らない方も多いかもしれません。
公立短大は3年次編入を目指すには最適です。もちろん学費は4大の国公立大学よりも安いです。
学費も安く、編入の合格率も高いです。
浪人して、公立短大に入学する方も一定数います。
こちらの記事では編入実績の高い公立短大を挙げています。
また、3年次編入について当サイトは編入についてかなり力を入れています。
編入についてはこちらの記事をご覧ください。
編入の受験校については学科別にこちらでまとめています。
<国公立編入一覧>
- 【穴場】2年次編入試験 国公立大学一覧
- 【国公立大学】経済学部 編入 実施一覧
- 【国公立大学】農学部 編入 実施一覧
- 【国公立大学】法学部 編入 実施 一覧
- 情報系学科(文系)3年次編入 実施一覧【併願におすすめ】
<私立編入一覧>
<私立内部編入>
公立の専門職大学
専門職大学は普通の大学と同じです。
ほとんど私立っていうか、専門学校の成り上がりみたいなのが多いのですが、3校程現在公立があります。
そのうちの2つが農林系で、偏差値も低く学費も安いのでコスパが高いです。
静岡県立農林環境専門職大学
- 2020年設置
- 共通テスト数IA・化学or生物
- 2次試験は小論文と面接
- 試験は国公立の前期と同日なので併願不可
- 偏差値は河合塾で45
- 2年制の短大もあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
東北農林専門職大学
- 2024年新設
- 2024年は共通テストなし
- 2025年以降は共通テスト英語・数学・理科(予定)
- 2次試験は小論文と面接と志望理由書、調査書
- 農業経営学科と森林経営学科がある
ちなみに豊田工業大学はコスパ悪い
「コスパの高い大学」で検索すると豊田工業大学が出てきます。
豊田工業大学は就職実績が非常に高く素晴らしい大学ですが、コスパは悪いです。
なぜなら偏差値が旧帝大と変わらないからです。
豊田工業大学に合格する学力があれば、おそらく近くの名古屋大学も合格できます。
普通に名大など旧帝大に進学した方がいいです。
「豊田工業大学卒です」より「名大卒です」の方が聞こえがいいからですね。
ただし、旧帝大の併願に豊田工業大学を受験するのはありです。
豊田工業大学についてはこちらの記事で詳しく解説しました。
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