今回は夜間の国立大学で3年次編入を実施している大学をまとめました。
当記事では、社会人向けの3年次編入についても網羅しています。
また国公立大学の夜間のデメリットとメリットはこちらの記事で解説しています。
その他の分野の夜間はこちらの記事をご覧ください。
<国公立夜間一覧>
<私立夜間>
<短大夜間>
<大学ピックアップ>
<地域別>
<夜間国立編入>
<社会人入試>
<社会人向け大学院>
目次
夜間の国公立大学編入の傾向
募集停止傾向
一般入試でも最近は廃止傾向ですが、編入試験は特に募集停止の傾向が高いです。
具体的には以下の夜間大学が編入試験の募集を停止しました。
- 群馬大学総合理工学部
- 埼玉大学経済学部
- 富山大学経済学部
- 京都工芸繊維大学
- 新潟大学経済学部
社会人のみの募集が多い
夜間の大学は働きながら学びたい社会人を応援する趣旨が強いです。
なので一般の学生がセンター試験などを利用して受験できない大学も多いです。
多くの大学では平日の夕方以降の講義と土曜日の講義で4年間で卒業できるように設計されています。
一部4年間で卒業できない大学もあります。
社会人募集の要件
大学によって違いますが、いずれに該当していれば受験できます。
- 高校を卒業していて満23歳以上で社会人の経験2年以上
- 高校卒業見込みで、内定または就業中
社会人の証明は?
一般的には職歴証明書・在職証明書のどちらかの提出が求められています。
出せない場合はとりあえず証明できるものを出せば認められる場合も多いです。
また内定通知書でも認められる場合が多いです。
パートや退職者や主婦は?
もちろんほとんどの場合は受験資格あります。
詳しくは志望の大学にお問い合わせください。
大学2年生は編入受験できる?
受験資格がある場合が多いですが、働いていることを証明しなければなりません。
中退者、在学中に公務員受かって退学した方などが考えられます。
受験科目
ほとんどは面接と小論文のみです。
面接は志望理由書を元に行われます。
志望理由書は長文なので書くのはかなり大変です。
志望理由書はこの本を参考にすれば書きやすいです。
見出しの大学名をクリックしたら各大学の詳細がご覧になれます。
小樽商科大学・商学部
学科
- 経済学科
- 商学科
- 企業法学科
- 社会情報学科
受験科目
室蘭工業大学 理工学部創造工学科
学科
- 機械系コース
- 電気系コース
受験科目
就職
補足
推薦入試もあり。(調査書と面接のみ)
詳しくはこちらをご覧ください。
電気通信大学 (社会人のみ)
学科
先端工学基礎課程
受験科目
総合問題(英文あり)
補足
詳しくはこちらをご覧ください。
静岡大学人文社会学部(社会人のみ)
学科
- 法学科
- 経済学科
受験科目
- 小論文
- 面接
補足
- 入試は2月下旬
追記:経済学部は募集停止
大阪教育大学
学科
初等教育教員養成課程小学校教育専攻(夜間5年コース)
受験科目
- 小論文
- 面接
補足
詳細はこちらをご覧ください。
広島大学法学部
受験科目
- 英語
- 専門基礎
- 口述試験
補足
- 昼とキャンパスが違います。
- 昼は東広島で立地が悪いですが、夜は広島市内で好立地です。
- 一応昼の講義も履修できますが、立地的に厳しいです。
追記:
法学部は昼も2023年4月から広島市内の夜間と同じキャンパスに移転予定
詳しくは大学のホームページをご覧ください。
広島大学経済学部
受験科目
- 英語
- 総合問題(数学含む)
- 口述試験
補足
- 昼とキャンパスが違います。
- 昼は東広島で立地が悪いですが、夜は広島市内で好立地です。
- 一応昼の講義も履修できますが、立地的に厳しいです。
詳しくは大学のホームページをご覧ください。
香川大学法学部(社会人のみ)
受験科目
- 小論文
- 面接
補足
経済学部の編入は一般の社会人入試のみです。
愛媛大学法文学部
学科
- 法学・政策学履修コース
- 人文学履修コース
受験科目
- TOEIC
- 小論文
- 面接
補足
詳しくは大学のホームページをご覧ください。
【廃止】長崎大学経済学部(社会人のみ)
そこそこ人気あったのですが、教員が夜授業するのがしんどいという理由で廃止になりました。
うーんその理由はそうなんでしょうね。
琉球大学法文学部
学科
- 総合社会システム学科(経済学)
- 国際言語文化学科(英語文化)
受験科目
総合社会システム学科
- 外国語(社会人入試はなし)
- 小論文
国際言語文化学科
- 英語
- 英語文化に関する基礎問題
琉球大学観光産業科学部
学科
産業経営学科
受験科目
- 小論文
- 面接
高知県立大学文化学科
学科
文化総合系
受験科目
- 小論文
- 面接
社会人の方ならば「夜間MBA」という選択肢もあり
当サイトを分析すると意外と社会人の方が多いことがわかりました。
社会人の方であれば、MBAという選択肢もありです。
社会人が働きながら卒業可能
学部は夜間もありますが最近は廃止傾向ですが、院に関しては夜間の大学院は結構あります。
職場にもよりますが、平日の夕方以降と土曜日の授業のみで卒業できる大学院は数多くあります。
高卒でも受験可能(条件あり)
基本的には大学卒業して入学するのですが、高卒でも大学院入学可能です。
高卒の場合には受験の前に入学資格審査を受ける必要があります。
各大学院の入学資格審査をパスし、「大学院において個別の入学資格審査により認めた22歳以上の者」になれれば、国内MBA入試を受けることができます。
ちなみに、専門卒は審査なしで受けられる大学もあります。
条件を満たすと国から補助が出る
これが一番大きいです。「専門実践教育訓練給付金」と言います。
支払った学費の50%を上限に受講費用の一部を給付する制度です。
MAX112万円まで補助されます。
条件は「受講開始日までに、通算して被雇用保険者期間を2年以上有していること」です。
(過去2年間給付金を受けていないことという条件もあり)
あと、入学前にハローワークに書類を提出しないといけません。
もちろん入学後にちゃんと単位を取らないと要件満たしません。
わからないことはハローワークに行けば教えてもらえます。
社会人が働きながら卒業できて「専門実践教育訓練給付金」が利用できるMBAはこちらの記事でまとめています。
関連記事
その他の分野の夜間はこちらの記事をご覧ください。
<国公立夜間一覧>
<私立夜間>
<短大夜間>
<大学ピックアップ>
<地域別>
<夜間国立編入>
<社会人入試>
<社会人向け大学院>
コメント