【2024年比較】行政書士 通信講座おすすめ~独学は無理?~ | SOI~社会を結ぶ情報サイト~
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【2024年比較】行政書士 通信講座おすすめ~独学は無理?~

行政書士

今回は行政書士のオンライン講座についてリアルに比較しました。

他サイトとは一味違う比較になっています。

また最後に独学についてのコラムも書いてあるので、最後までご覧ください。

 

目次

行政書士の試験について

簡単に解説します。

受験資格なし

受験資格はありません。在学中に取得される方も多いです。

 

合格率

合格率は平均9%なので、普通に難関資格です。

ですが、勉強しないまま試験を受ける受験生も多いので、数値ほど難しい試験ではないです。

 

試験内容

法令科目

基礎法学、憲法、民法、行政法、商法・会社法

 

一般知識

政治・経済・社会、個人情報保護・情報通信、文章理解

 

記述式

  • 3問出題され、1問20点の配点
  • 毎年民法が2問、行政法が1問出題
  • 40文字程度の記述で解答
  • 部分点もある
  • 年によって難易度の振れ幅が激しく対策が必要

 

 

行政書士の通信講座の選び方

今回行政書士の通信講座を比較してわかったことです。

料金はどこもあまり変わらない

キャンペーンやクーポン等で料金は変動するので、正確な比較はできませんが、大体料金はどこもあまり変わらないです。

アガルートだけ料金が高めですが、質はぶっちぎりで高いです。

 

動画講義の質はどこも一定数以上

当サイトでは公務員試験中小企業診断士等の通信講座の比較も行っておりますが、よくないと判断した講座については、はっきり酷評しています。

今回行政書士の通信講座の比較をしてわかりましたが、どこも質はある程度高かったです。

 

一番差が付くのは動画講義の長さ

行政書士の通信講座で一番差が付くのは動画講義の長さでした。

動画講義の長さで試験の網羅性、どの程度絞っているのか見極めることができます。

資格スクエア(短期集中合格講座) 約120時間
東京法経学院 約88時間
アガルート 約186時間~310時間
※講座が細分化されている
藤井慎哉の行政書士予備校 約208時間
フォーサイト 約67時間
クレアール 約260時間

 

 

合格率で選ばない方が良い理由

予備校が出している合格率は、嘘ではないですがおそらく計算方法にトリックがあると思われます。

全受講者に対する合格者数の割合ではなく、試験受けた人に対する合格者数で出しているでしょう。

念のために言っておきますが、これは悪いことではないです。

 

実際に厚生労働省のホームページで教育訓練給付制度を利用した人の合格率が公表してありますが、試験の受験者数に対する合格者数で計算されています。

当日試験に受けなかった人は合格率の母数に入っていません。

悪意あるような言い方になって申し訳ないですが、明らかに受からないような人が受験しなかったら合格率上がります。

 

「受講修了者」に対する受験率はどの資格も大体6割弱です。

しかも、教育訓練給付制度の「受講修了者」っていうのは、ちゃんと講座を受けた人です。

教育訓練給付制度はちゃんと受講しないと給付されません。

要するに4割程度は、ちゃんと講座を受けたのに試験を受けていません。

もちろん自信がないから受けない人もいるだろうし、仕事が忙しくて受けられない人もいるでしょう。

 

さらに「受講修了者」なので、購入したけど勉強していない人は母数に入っていません。

みなさんも経験ありませんか?参考書を買うだけ買って勉強しなかったみたいな。

これは公表されていませんが、おそらく購入だけして手を付けなかったいう人もそこそこいるでしょう。

まあこれは本人の問題なので、予備校は関係ないとは思います。

 

なので、合格率よりは、講座の内容、講師の教え方や雰囲気、サポートなどで判断しましょう。

 

 

1位:資格スクエア

短期集中で合格目指すならコスパが良い

教材もサポートも充実

料金が安い

4ヶ月で合格を目指す「森Tの短期集中合格講座」で料金は69,300円です。普通に安いです。

 

他にも「速習合格講座」、「1年合格講座」などありますが、量が多くなり料金も高くなるのでコスパ悪くなります。

時期によっては、短期集中合格講座やっていないことあります。

 

森Tの講義が面白く楽しく勉強できる

森講師は元々伊藤塾で評判の良かった講師です。授業は面白く知識が定着すると評判良いです。

他社の格安系の通信講座では、テキストをそのまま音読しているような授業が目立ちますが、資格スクエアはちゃんとした授業をしている印象でした。

 

テキストがわかりやすい

他社の格安系の通信講座では、そもそも紙の冊子テキストさえ付属しない場合があります。

もしくはオプション扱いで追加料金取られる場合があります。

 

資格スクエアではしっかりテキスト付属します。フルカラーで図が多くてわかりやすいと評判高いです。

 

量は適量

4ヶ月コースですが他社と比較すると別に量が少ないわけではないです。

約120時間なので適量です。短期集中で取り組める量です。

 

問題演習が充実

オリジナルの過去問集が付属します。

 

あとは演習用のアプリ「法令択一クエスト」があります。アプリは使いやすいと評判良いです。

アプリは無料でも過去5年分できますが、資格スクエアの講座の購入すれば16年にパワーアップします。

無料版でも5年分利用できるので十分使えます。

ただしアプリを無料で利用するには無料会員登録が必要です。

「法令択一クエスト」の無料会員登録はこちら>>

 

質問可能

講義画面下の「質問する」ボタンからいつでも質問でき、また講義画面内「みんなの質問」ボタンから、他の受講生が質問と回答をチェックすることが可能です。

【2024年比較】行政書士 通信講座おすすめ~独学は無理?~

 

 

2位:アガルート

料金は高いが、授業の質はぶっちぎりで高い。

アガルートの中でも力を入れている講座

正直な話、アガルートは資格によっては手を抜いている講座があります。

例えば、公務員試験とか中小企業診断士とかはあまり指導に精通していない講師が担当している印象があります。

ですが、行政書士は大手からガチの本気の講師を呼んでいるのでいかに力が入っているかわかります。

 

超カリスマ講師

アガルートの豊村慶太講師はLECで看板講師だった超カリスマ講師です。

アガルートに豊村講師が移籍した時「マジかよ」ってSNSで話題になっていました。

それぐらい豊村講師は業界では定評があるカリスマ講師です。

 

豊村講師の何が凄いかと言うと、わかりにくい法律に関する説明を具体例を入れて初心者でもわかるようにかなり丁寧に解説します。

 

講座が多すぎて複雑

アガルートの行政書士の講座は豊村講師以外にも元アナウンサー・LECの相賀真理子講師の講座もあります。

あとゼミも開講されています。

 

とりあえず、おすすめを3つに絞りました。

 

違いを表にまとめました。

料金は時期によって変動するので、公式ページをご覧ください。

速習 入門総合ライト 入門総合フル
入門総合講義 約168時間 約164~188時間
短答過去問解説講座 テキストのみ
記述過去問解説講座 約11時間
『択一式対策完成への問題』
解析講座(民法)
×
模擬試験(1回)
逐条ローラーインプット講座
(45時間)
× ×
文章理解対策講座(4.5時間) × ×
合計動画講義時間 約186時間 約266時間 約340時間
公式ページ 公式ページ 公式ページ

 

料金が高い

入門総合ライト・フルは網羅はされていますが、他の通信講座よりもかなり高いです。

他の行政書士の通信講座の比較サイトを見ると、アガルートは高いとめっちゃ書かれています。

 

ですが、無名講師がやっている格安の通信講座と比較するのはお門違いです。

アガルートは授業自体は超一流講師がやっているので、LEC同様の高いクオリティです。

 

アガルートの行政書士の講座と比較すべきはLECです。

LECと比較すると、アガルートは3割~半額程度安いです。

 

基本的にオプションはいらない

オプションでゼミや、マンツーマンコーチングサロンがありますが、高額なのでいらないです。

ていうか、そんな金があるのだったら普通にLECに通った方がいいです。

 

質問可能

講座専用のFacebookグループで質問可能です。

 

添削なし

記述式の講座はありますが、添削がありません。

 

動画講義が長すぎる

他社の動画講義と比較したら、アガルートは明らかに動画講義が長いです。

 

他の通信講座ではギリギリ合格を狙いますが、アガルートはしっかり点数を取りに行きます。

Twitterを見ていると「アガルートのおかげで満点でした」って結果報告されている方がちらほらいます。

 

講義の時間が長い理由は、説明がめちゃくちゃ丁寧過ぎるからです。いらないことをやっているわけではありません。

他の講座では適当に流すような説明でも丁寧に具体例を入れて解説しています。

背景説明が濃いので、挫折しにくくかつ知識が定着します。

 

合格でアマゾンギフト券5万円分or全額返金(税抜)

アマゾンギフト券5万円分or全額返金(税抜)かどちらか選べます。

 

以前は現金で5万円でしたが、ひっそりとアマゾンギフト券5万円に変更になりました。

合否通知書データと合格体験記の提出が必要で、氏名公表されます。

 

全額返金(税抜)は以前は税込でしたが、税抜に改悪され消費税分は返金されなくなりました。

全額返金は水道橋で直接インタビュー受けないといけないので、かなりハードル高いです。

 

他のサイトではインタビューが必要だったり、税抜での返金であることについてほとんど解説されていないのでご注意ください。

 

とにかく質の高い講義を求める方におすすめ!

アガルートの行政書士講座の料金高い理由 評判や口コミは?

 

 

3位:東京法経学院

充実したサポート!!合格で全額返金制度あり。

キャンペーン次第で安くなる

東京法経学院

料金はキャンペーンで安くなる

料金は平均的です。おすすめは断然[総合コース]です。

冊子テキストと全国公開模試(3回)と添削が付いているのでサポートが充実しています。

 

ダウンロードタイプはキャンペーン等で変動します。

料金の詳細はこちら>をご覧ください。

定価だと高いので、キャンペーンある時に購入するのがおすすめです。

 

合格で全額返金

東京法経学院の最大のメリットは合格で全額返金です。

顔写真と本名の公表が求められます。

条件はこちら>に書かれています。

 

担当は寺本講師

寺本講師は公務員試験でカリスマ講師とされる存在です。

法律・行政科目において市販でわかりやすい参考書をリリースされています。

当サイトでは公務員試験に関する記事も書いていますが、法律系科目では寺本講師の参考書を推しています。

公務員試験「憲法・民法・行政法」のおすすめの参考書・勉強法・対策

寺本講師の参考書は他の参考書と比較して、非常にわかりやすく初心者にも丁寧でさくさく読めます。

 

公務員試験の法律科目と行政書士の範囲はかなり被っています。

なので、行政書士においても寺本講師の講義は期待できます。

 

量を絞っている

東京法経学院の動画講義は、DVD 44巻(2時間/1巻)なので、約88時間です。

やや絞っているので挫折しにくいでしょう。

 

添削あり

大体格安の通信講座だと添削がありませんが、東京法経学院は添削があります。

 

基礎力養成編終了後に提出課題があって、添削指導があります。

合格直結講座では答練の添削指導と、記述式の添削指導があります。

 

質問可能

質問票または、質問フォーム(オンライン)から質問可能です。

 

気になる所

画面直取り

通信講座ですが、通学の講座を画面直撮りです。

特に編集等はされていません。

ですが、普通に授業を受ける分は問題ないでしょう。

 

テキスト白黒

テキストは白黒です。

最近はフルカラーが主流なので、ちょっと古い感じはあります。

 

EX-STUDYでも開講されている

2023年から主に公務員系の参考書を出版されているエクシア出版の講師がやっているEX-STUDYでも寺本講師の行政書士講座が開講されています。

使用する参考書は公務員の参考書で公務員の授業を流用しているようです。

公務員試験でほとんど出ない商法・会社法だけオリジナルみたいです。

EX-STUDYでは合格特典はありません。

 

全額返金狙い&充実したサポートを求める方におすすめ!

東京法経学院の行政書士講座の評判や口コミは?

 

 

ランク外

ランク外になった講座です。

フォーサイト

料金はまあまあ安いです。

動画講義の時間が絞られているので、社会人の方など時間がない方にはおすすめです。

 

よく他サイトでは全額返金保証が魅力だと紹介されていますが、全額返金保証があるのは料金の高いバリューセット3のみです。

しかも全額返金保証の条件がめちゃくちゃ厳しいです。

本試験にて合格基準点の9割・足切り以上の点数を取るなどギリギリ落ちた人しか適用されません。

講座での条件が課されていて、本試験で合格基準の9割や足切りの点数が取れないのならば、悪いのは受験生ではなくフォーサイトの教材のような…

実際にこれらの条件を満たして返金されている人っどれくらいいるのかなって。

ここまで内容絞っておいて合格基準の9割や足切りの点数を全額返金の条件にするのは保険掛け過ぎだろって思います。

 

そして合格特典が2000円分のAmazonギフト券としょぼいです。

フォーサイトの行政書士講座の注意点 評判と口コミは?

 

クレアール

2カ年計画ならばコスパが良いです。

安心保証プランに入れば1年延長できる上に、受験料(10,400円)を負担して貰える上に合格したら3万円戻ってきます。

ただ量が多すぎるので消火不良を引き起こす可能性あります。

クレアールの行政書士講座を徹底解説 評判と口コミは?

 

藤井慎哉の行政書士予備校

月額3828円ですが、10か月継続が条件です。

10か月継続が条件なので最低でも38,280円掛かります。

10ヶ月で済めば安いですが、行政書士の勉強時間を考えるとまず10ヶ月ではきついでのコスパ的には微妙です。

 

基本はPDFを自分で印刷するシステムですが、楽天で25,300円で販売されています。

 

講師は元LECの講師なので質は高いでしょう。

内容はかなり充実していますが、量が多すぎて消化不良を起こす方がいるかもしれません。

藤井慎哉の行政書士予備校の注意点 評判や口コミは?

 

資格スクエア【2021年4月末で終了】

特に目立ったポイントがありません。

料金は高くも安くもありません。

講師は有名講師でもないですし、合格特典が1万円と普通です。

 

ユーキャン

動画講義がほぼないので、独学と変わりません。

 

オンスク.JP

月1078円ですが、冊子テキストがありません。

動画講義が約25時間と極端に短いです。

 

L・A(エル・エー)【2021年度から休止】

冊子テキストありますが、一番安いコースで相場より少し安いぐらいです。

一番安いコースだと、印刷されたレジュメとDVDは付属しないので、各+15,000円でオプション扱いになっています。

受講料の半額返金制度がありますが、基本5000円しか返金されません。

定価は85,000円なので65,000円は特別料金扱いとなっています。

特別料金だと5,000円しか返金されません。

しかも、合格証書のコピー、顔写真、合格体験記(原稿用紙3枚、1200~1500字程度)とまあまあめんどくさいです。

ホームページで他社の返金制度を批判している割にはどうかなと思います。

 

S式合格講座(LEC)

価格は45,000円とかなり安いです。また、冊子は別売りで+17,000円です。

LEC通常の講座の約160時間のうち基本的なインプットの部分だけを抽出して、約60時間とに圧縮しています。

講義はあくまでインプット用であり、問題演習は独学で行う必要があります。

かなり内容を絞っているので、時間がなくてギリギリ合格を目指す方向けです。

 

伊藤塾

伊藤塾は司法試験で無双していますが、行政書士も評判良いです。

特に平林講師が評判よくて、平林講師の授業がきっかけで「もしかして弁護士なれるんじゃね?」って思って実際に弁護士になった方がいました。

料金は、時期が良ければキャンペーンをやっています。

 

TAC・LEC・大原

大手なので高額です。通学も通信もほぼ料金変わらないです。

ただしっかり勉強したい方には無難な選択肢でしょう。

 

 

コラム:独学で行政書士は合格可能か?

独学は無理ではないですが、挫折率は高いです。

 

独学勢は他の試験の寄り道で合格している印象

偏見ですが、行政書士の独学勢は他の試験を勉強している寄り道で合格しているイメージです。

特に多いのが、公務員試験司法試験です。

公務員試験の法律科目は行政書士と範囲がかなり被っているので、公務員試験を勉強しながら受験しやすいです。

特に早い時期から公務員試験を勉強しているとだれるので、モチベーション維持に行政書士を受ける方も多いです。

司法試験も同様です。力試しに行政書士を受験する方も多いです。

 

参考書は充実

参考書はLEC、TAC、伊藤塾など充実しています。

個人的には伊藤塾がおすすめです。

 

まず試験の全体像を知る為に、別冊で入門から扱っています。

これにより挫折率を下げています。

 

ここからが本編です。

「総合テキスト」はハンディ六法が付属しています。

 

さらに分野別の問題集も扱っています。

 

通信講座の方が無難

市販の参考書は全範囲を網羅しているので、量が多く挫折率高いです。

通信講座は講師が責任を持って出るところだけに絞っているので、挫折しにくいです。

特に一般知識は、範囲を絞りにくいため、独学ではどこにポイントをおいて学習をすればよいかがわかりにくいです。

動画講義だと、補足で市販の参考書には書かれていない背景知識も教えてくれるので、理解が深まって知識が定着します。

 

 

行政書士の通信講座ランキング

1位:資格スクエア

短期集中で合格目指すならコスパが良い

教材もサポートも充実

公式サイト>

資格スクエアの行政書士講座はコスパは良い 森Tの評判は?

 

2位:アガルート

料金は高いが、授業の質はぶっちぎりで高い。

公式サイト>

アガルートの行政書士講座の料金高い理由 評判や口コミは?

 

3位:東京法経学院

充実したサポート!!合格で全額返金制度あり。

キャンペーン次第で安くなる

東京法経学院

公式サイト>

東京法経学院の行政書士講座の評判や口コミは?

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