今回は公務員の通信講座についてリアルに比較しました。
他サイトとは一味違う比較になっています。
また最後に独学についてのコラムも書いてあるので、最後までご覧ください。
こちらは大卒行政職向けの記事となっています。
その他向けの記事はこちらです。
・社会人公務員(経験者採用) 通信講座ランキング
・高卒公務員(初級) 通信講座ランキング
・技術系公務員(土木、建築、機械、電気・電子・情報) 通信講座ランキング
目次
公務員試験の通信講座の選び方
お金余裕あるなら大手で間違いない
当記事ではしつこく何度も何度も繰り返しております。
LECやTACといった大手予備校は料金は高額ですが、授業の質やサービスなどぶっちぎりで高いです。
下手に安い講座を選らだらお金をドブに捨てる可能性高いです。
人生が掛かっている試験なので、お金があるならばケチらず大手に入ってください。
経済的に大手通う余裕がない人は…
お金がない人はそこそこの質の通信講座に入るか、独学してください。
公務員試験の参考書は非常に質が高いので、独学も十分可能です。
独学については一番最後にコラムを書いています。
当記事では、そんな経済的に余裕がない人向けに書いています。
当記事のスタンス
当サイトでは良いところだけではなく、デメリットも正直に記載しています。
どこの企業かは控えますが、以前あまりに正直にデメリットを書いて酷評をしたら第三者を通してわかりやすく言えば圧力を掛けられたことがあります。
こちらとしては嘘を付きたくないし関わりたくないので、当サイトでは今後一切その企業については掲載しないことにしました。
普通良くない点があれば改善するのが企業努力だと思いますが批評をするなというのは違うのではないかと。
この件以前から当サイト及び筆者に対して非常に不愉快でした。
よくない講座の特徴
今回比較したら「これはどうなんだろう?」って思う講座が多数ありました。
そういう講座に限って他サイトでは1位にしていたりするので唖然とします。
それらの講座の特徴を簡単にまとめました。
講師が他の資格の講座と兼業
どこの講座とは言いませんが、まれに公務員試験以外を専門の講師を寄せ集めでやっている講座があります。
まれに宅建とか行政書士の講師が兼業で公務員講座をやっている講座があります。
例えば、行政書士と公務員試験の法律科目が被っていますが、試験の傾向は異なります。
確かに科目を教えること自体はできてはいますが、過去問分析とか傾向とかそこまでは把握していないのかなと。
そういう意味で公務員試験を専門に扱う講師が担当する講座を選んだ方が期待できます。
テキストを読み上げているだけ
公務員試験に限らず格安系の資格講座あるあるです。テキストを人間がそのまま読み上げるだけの講座が多すぎます。
正直テキスト読むだけだったら人間じゃなくてゆっくり解説みたいな魔理沙と霊夢のような機械音でもいいわけですよ。
はっきり言って動画で見る必要ないし、テキストなら自分で読めるし独学と変わらないです。
動画で見る価値のある授業は「ここよく試験出ますよ」とか知識が定着するように補足説明や具体例を伝えるとかそういうものです。
極端に安い講座はテキストを読み上げているだけの講座である確率が高いので気をつけてください。
冊子テキストがない
紙のテキストを配布しない講座があります。
テキストはアプリやタブレットを電子書籍として使ってくださいと感じです。
これはただの経費削減で、受講生からしたらかなり使いにくいです。
ちょっと隙間時間勉強するのに、いちいち画面見るの嫌でしょ?
公務員試験膨大な範囲なのに、アプリや電子端末だけで知識定着できないです。
特に数的なんて結局紙に書いて計算しますから。
数的処理の授業で手を動かさない
これ初めて見た時びっくりしました。
数的処理は公務員試験の筆記試験で一番重要な科目です。数的処理はちゃんと勉強しなかったらまず落ちます。
数的処理については凄く苦手な人が多く、多くの通信講座はものすごく気合いを入れています。
某講座では数的処理はプレゼンテーションを流しているだけで手を動かして計算しません。
もちろん作図もしないし、途中計算もしません。
特に数的処理では実際に手を動かして図を書いたりとか、試行錯誤して計算をすることが大切です。
数的処理が苦手な方が求めているのは、実際に手を動かしながら解いている解説でしょう。
別に法律科目とか他の教養の暗記科目ならプレゼンテーションでもいいと思いますが、数的でこれはまずいと思いました。
1位:クレアール
大手に入る余裕がない人向け
質もサポートもそこそこ
1位だったアガルートが…
今まではアガルートを1位にしていましたが、評判の良かった講師が続々といなくなってしまいました。
特に数的処理で評判の良かった柴崎講師の担当終了は痛かったです。
最近はあまり公務員試験に精通していない他の資格の講師を寄せ集めた印象を受けます。
最近になって他のサイトではアガルートを1位に上げていますが、なぜ質が落ちてから1位に上げているのか非常に疑問に感じます。
昔は大手から評判の良い講師を連れてきて質は高かったのですが、現在は質が落ちてしまいました。
アガルートについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
クレアールではきちんと公務員試験に精通した講師が担当している印象です。
全体的な印象ですが、公務員試験専任の講師が担当しています。
もちろん数的処理の講座についても評判はいいです。
なので今回からクレアールを1位にしました。
安い
料金は大手のLECやTACと比較したら安いです。
料金の詳細はクレアールの資料請求にてご確認ください。
テキストが薄い
クレアールはヤマを張って絞りまくっています。
クレアールのテキストはとにかく薄いです。市販の参考書よりかなり薄いです。
過去問を分析して頻出分野だけに絞っているので、テキストが薄いです。
出にくい分野は切っているので、テキストが薄いわけです。
これを「非常識合格法」とクレアールでは呼んでいます。
少ない勉強量で効率よく合格を目指せるように設計されています。
コースが細分化されている
例えば地方上級のコースでも3つに細分化されています。
- 地方上級(全国型)コース
- 地方上級(関東型)コース
- 地方上級(中部北陸型)コース
同じ地方上級でも、若干傾向が異なります。
例えば、関東型では「経済科目の出題数が多い」とか中部北陸型では「独自に社会学が出題され、経営学が出題されない」とか傾向を寄せています。
これはとにかく勉強の量を減らそうとするクレアールの方針が現れています。
ざざっと並べると行政系だけでこんなにコースがあります。
それぞれの志望の傾向に応じたコースで最短で効率よく合格が目指せます。
- 行政系公務員併願総合コース
- 地方上級(全国型)コース
- 地方上級(関東型)コース
- 地方上級(中部北陸型)コース
- 特別区Ⅰ類コース
- 東京都Ⅰ類B(行政・一般方式)コース
- 東京都Ⅰ類B(行政・新方式)コース
- 国家一般職(大卒程度)コース
- 国税専門官・財務専門官コース
- 裁判所一般職(事務官)コース
- 地方上級・市役所教養コース
- 地方上級(民間併願型)コース
- 市役所教養(民間併願型)コース
詳細は資料請求にてご確認ください!
論文の添削・模擬面接・質問が無制限
どっちかというと、クレアールは1次試験よりも2次試験以降に力を入れています。
1次試験は必要最低限だけやって突破して、2次試験以降で差を付けるという作戦です。
「論文」は、講義の中で出された課題については、無制限で添削してくれます。
「模擬面接」は水道橋のクレアール校舎に来校可能な場合は、プロ講師による模擬面接が無制限です。
首都圏以外の方でも、面接カードを見ながらの電話で模擬面接を実施しています。
もちろん、面接シートの添削も無制限です。
また質問の回数も無制限でできます。
他社の通信講座では面接の対策は無かったりかなり手抜きですが、クレアールはかなりサポートが厚いです。
事前に把握した方がいいこと(デメリット)
演習は市販の問題集で補う
本当に最低限しかやらないので、「足りなかった」「本番解けなかった」って口コミがあります。
頻出分野しか学習しないので難化したら対応できなくなります。
あまりにギリギリで突破すると、1次試験終わってから落ちてるかもしれない手ごたえのない状態で、面接の対策をすることになるので不安になります。
インプットはクレアールに乗っかって、演習は市販の問題集で補いましょう。
演習については市販の「スーパー過去問ゼミ」を利用しましょう。
テキスト・映像が質素
最近は図とか表の見せ方にこだわったオールカラーのテキストが主流ですが、クレアールは白黒です。
映像は最近は他社では画質がかなりいいですが、クレアールはカメラとか一昔前の機材を使っているっていうか画質は悪いです。
集団討論の対策ができない
集団討論は通信講座だから仕方がありません。
集団討論はグループディスカッションとも言われます。
最近は公務員試験でも集団討論を実施している自治体がほとんどです。
対策としては、大学で練習させてもらうか、思い切って民間の就活で体験するのもありでしょう。
連絡はメールよりも電話がおすすめ
相談とか質問とかの連絡に関しては、メールだったら無視されたという口コミがちらほらあります。
電話だと意外と繋がるようです。
詳細は資料請求にてご確認ください!
詳細は資料請求で確認!!
ちょっとクレアールは色々コースが細分化されていたりしてややこしいので、詳細は資料請求にてご覧ください!!
クレアール(←こちらをクリック)するとトップページに飛びます。「資料請求」をクリックしてください。
クレアールについて詳しくはこちらの記事で掘り下げて紹介しています。
2位:LEC
無難な選択。
多くの比較サイトでは、大手のLECをランキング圏外にしていますが、当サイトは敢えて2位にしました。
本当は1位でもいい
本当は1位でもいいのですが、おそらくこの記事を見ている人は安くてそこそこの通信講座を探しているはずです。
なので、通学と料金が変わらないLECを2位にしました。
正直な話お金に余裕があるならば大手に入ってください。
LECやTACといった大手の予備校は、公務員試験に関しては授業の質も情報量もピカイチです。
公務員試験は就活と同じだし、他の資格試験みたいに落ちたら来年頑張りましょうってわけにはいきません。
人生が掛かっている試験なので、お金があるならばケチらず大手に入ってください。
LECにしておけば絶対間違い「は」ない
「公務員 通信講座 比較」とかで検索するとなぜかランク外になっていることが多いですが、疑問しか感じません。
確かに価格は通学で通うのと変わりませんが、それだけの価値があると思います。
特に公務員試験は面接の配点が高く、情報戦です。
公務員試験は筆記試験で点数を取れば合格できる試験ではありません。
超大手で圧倒的な実績があり、情報量に関してはピカイチです。
特に面接に関してはめちゃくちゃ情報を持っていて、ファイルに大量に保存しています。
校舎に出向けばいくらでもファイルを閲覧できます。
価格は地方上級や国家一般の講座の場合32〜35万円くらいですが、高いだけの価値はあります。
特にお金に余裕があったり、親や祖父母がお金を出してくれるのならばLECにしとけば絶対間違いないです。
全国の校舎で面接・添削まで手厚いサポート
多くの通信講座では面接対策まで深くサポートされていません。
最近は集団討論(グループディスカッション)を実施している自治体は多いです。
特にグループディスカッションにおいては大手の予備校でしかサポートされていません。
自習室が使える
TAC・LEC共に通信生であっても自習室が使えます。
同じ目標を持っている仲間がいるだけでも励みになります。
もし有料自習室を借りるとしても、月1万円程度掛かります。
有料自習室を借りることを考えたら案外高くないかもしれません。
ですが、予備校の自習室はやや使いにくいという口コミもあります。
基本的にはどの校舎も空き教室を使うのでコロコロ移動させられたりとか、自習室の時間が日によって異なるようです。
また校舎によってはマナー悪い人がいて、校舎によっては注意もしてくれないみたいです。
だから、校舎によっては有料自習室と比較したらかなり使い勝手が悪いです。
詳しくはお近くの校舎へ直接お問い合わせください。
通学と料金がほぼ変わらない
安いからって理由で通信にしたいという人は、LECはおすすめできないです。
通信でも通学であってもほとんど料金変わりません。
近くに校舎がないとあまり意味がない
近くに校舎がないと自習室にもあまりいけないし、模擬面接も直接校舎で受けるのも交通費がかさんで辛いので、結局わざわざ大金払って大手に入った意味がなくなります。
逆に近くに校舎がある方だと通学でもいい気がします。
【裏技】割引制度を利用しよう
多くの比較サイトでは、奨学生の割引を考慮して比較していません。
一応LECは最大30%オフの奨学生があります。
30%オフは出なくても、10%オフや20%オフも実際に出るようです。
簡単な作文書くだけなので是非チャレンジしてみましょう。
また余談ですが、生協割引で5%引きもあります。
奨学生と併用はできません。
3位:東京アカデミー
動画講義なし、情報収集が目的の人向け。
元々通学で評判がいい
東京アカデミーはLECやTACと比較したら知名度は低いですが、元々が公務員中心の予備校だったので評判がいいです。
大手なのに超格安
東京アカデミーの通信講座は大手なのに格安です。
入会金5000円込みの価格です。
- 行政職実践コース:87,000円(税込)
- 市町村(行政職専門あり)コース:92,000円(税込)
- 行政職専門科目コース:60,000円(税込)
- 市町村(教養型)/警察官・消防官・国立大学等職員コース:62,000円(税込)
- 教養科目実践コース:56,000円(税込)
- 工学の基礎コース:36,000円(税込)
- 社会人経験者枠 教養試験対策+職務経験論文対策コース:66,000円(税込)
- 社会人経験者枠 職務経験論文対策コース:36,000円(税込)
しかも、対面式の模擬面接が一回ついて来ます。
さらに公開模試も付いてきます。
動画講義なし・質問5回までなど
大体通信講座といえば動画講義がありますが、東京アカデミーの場合はテキスト+出たDATE問(過去問)のみです。
科目によってはテキストのみで理解するのは厳しいかもしれません。
関連会社に「世界の車窓から」とか番組を制作しているTV番組制作会社があるので、映像制作の技術はあると思われます。
このご時世だし、通信講座にも映像講義を導入してもっと力を入れていいと思いますが…
一応課題があって提出する形となっています。(提出期限はありません)
1週間程度で課題が返ってきて添削されます。
また、質問用のSOSカードは5枚までしかありません。追加での販売もありません。
もちろん自習室は通信生は使えません。
ファイルに大量にためられた情報は閲覧可能
面接で聞かれた内容等は「受験報告書」としてファイルに大量にためられていて直接校舎に出向けば閲覧可能です。
大手なので情報量に関しては莫大な量を保持しています。
また、通信生であってもセミナーや説明会にも参加可能です。
市販の参考書と変わらない
教材自体は動画講義ではないので、市販の参考書を買って勉強しているのと変わらないです。
しかも、過去問集に関しては市販で売っています。
個人的にはスー過去の方が使いやすい上に質が高いと思います。
格安な料金で大手の莫大な情報を閲覧したい人におすすめです。
東京アカデミーについて詳しくはこちらの記事で掘り下げて紹介しています。
ランク外
ランキングから漏れた通信講座について簡単に解説します。
アガルート
以前は1位にしていましたが、評判の良い講師が相次いでやめてしまいました。
最近は公務員試験に精通していない、指導経験が少ない講師が担当しているかなあって印象です。
公務員試験担当する講師があまりにもいなさ過ぎて、一応元大手予備校出身講師ですが宅建や土地家屋調査士など他の講座の講師が兼任で担当している印象です。
特に2023年度対策講座からものすごく評判が良かった数的処理の柴崎講師の終了は非常に痛かったです。
2023年度からは、なぜか司法試験をメインに担当している女性の講師が担当されています。
現在強いて言えばおすすめの講座は、独学の人が市販の参考書が少ない、専門記述対策講座と会計学対策講座を単科で取ってもいいかなっていうぐらいです。
他のサイトを見ていると、今はもう在籍していない講師の評判や口コミを書いていることが非常に多いので注意してください。
アガルートについて詳しくはこちらの記事で掘り下げて紹介しています。
TAC
以前はLECと並べて2位にしていたのですがランク外に落としました。
まず、テキストなんですが、「Vテキスト」を使うのですが市販されています。
市販されているのを見る限り、これで勉強するのはちょっと嫌だなあって思いました。
もともと知識ある人が整理する分にはいいかもしれないですが、初学者だったら嫌になるだろうなって。
特に自然科学のVテキスト辞書並みに厚いです。もうちょっと頻出箇所だけ絞るとかできるだろって。
LECのKマスターの方が、テキストと過去問集リンクしているので圧倒的に使いやすいです。
あと、TACの担任なんですがハズレを引いたらチェンジできないし(交渉したらいけるかも)、かなりキツイみたいです。
LECは講師選べるし、面接や相談する講師も選べます。(人気講師は予約殺到するらしい)
EX-STUDY(エクスタディ)
エクシア出版が2022年10月に新規で公務員試験に特化した通信講座を始めました。
講師はエクシア出版の知名度がある講師が中心です。
数的処理だけなら苦手な人は単科で取ってみてもいいかなと思います。
数的推理が代表の畑中講師で判断推理が柴崎講師です。
アガルートの柴崎講師はエクスタディに移籍しました。
大原
LECとTACに次ぐ大手です。
通信もありますが、通学のイメージが強いです。警察・消防に強いイメージです。
大学生協で5%割引もあります。
大原に通うくらいだったら、LECやTACにした方がいいかなあって思います。
あと、「数的処理・法律系科目・経済系科目パック」が50,900円+入会金6000円で一見するとお得に見えますが、入門講座です。
これだけで合格レベルまで持っていくことができません。
大栄
基本は全国の教室でオンデマンドの動画を見るスタイルです。(自宅やスマホでも視聴可能)
パソコン教室のアビバと一緒になったので、全国各地に立地が良い教室が多数あります。
ほとんどの教室では公務員に詳しいスタッフはいないようです。
教室によってスタッフの当たり外れが激しいようです。
全然関係ないパソコン系の講座を勧誘されたみたいなレビューがかなりありました。
後悔された方はかなり多い印象です。
詳しくはみん評をご覧になった方がわかりやすいです。
実務教育出版
スー過去や公務員受験ジャーナルを出している出版社の通信講座なのでかなり安心感はあります。
テキストのみで動画講義はないので、実質独学と変わらないです。
模擬面接はありませんが、面接カードの添削はあります。
正直な話、実務教育出版で出版されている質の高い参考書で勉強するので十分でしょう。
ユーキャン
ユーキャンは有名ですが、公務員の講座を使っている人を聞いたことありません。
動画講義なしで、テキストのみです。面接は動画講義があります。
テキストは丁寧でわかりやすそうです。質問は1日3問までです。
料金に関しては東京アカデミーよりも少し安いです。
フォーサイト
内容は悪くはないのですが、敢えて選ぶ理由が見当たりませんでした。
Z会(廃止?)
教材はTACですが、TACの通信講座と比較して動画講義が短めなようです。
「テキストが使いにくい」という口コミが目立ちます。
市販のTACの参考書と被っている点も気になります。
伊藤塾
司法試験で無双しているイメージですが、最近は公務員試験にも力を入れています。
特に最近公務員試験に関する書籍を多数出版されています。
元々予備試験と並行して、公務員試験も目指せるコースをやっていて好評だったので公務員試験の講座も始めた感じです。
ただ料金的にはTACやLECと変わらないので、敢えて公務員試験で情報量も多くない伊藤塾を選ぶ必要性は低いでしょう。
コラム:独学で公務員試験は可能か?
結論から言いますと、公務員試験は独学でも可能です。
筆者の独断と偏見が凄いですが、科目別に公務員試験のおすすめの参考書を紹介している書籍もあります。
筆者が良くないと思う参考書はしっかり酷評しているので、読む分には面白いです。
公務員試験はわかりやすい市販の参考書が充実している
初学者でも理解できる参考書
公務員試験は初学者でも理解できるようなわかりやすい参考書が充実しています。
はっきり言って、予備校のテキストよりも市販の参考書の方がわかりやすいです。
特にエクシア出版は口語調なので、初学者でも理解できるくらいわかりやすいです。
エクシア出版以外でもわかりやすい参考書はあり、YouTubeで講義が無料公開されているものもあります。
問題演習も充実
公務員試験において、過去問が繰り返し出題されるので演習は非常に重要です。
むしろ理論を理解することよりも、問題を覚えることが大切です。
問題演習に関しては、「スーパー過去問ゼミ」が非常に問題も解答解説も精度が高いです。
実際予備校で配布される過去問集はスー過去と大差ないか、スー過去より劣ります。
有料自習室に投資した方がいいかも
何よりも独学で危惧しているのは、モチベーションの維持でしょう。
特に公務員試験は範囲が膨大に広く、やる気との戦いです。
いくら勉強する参考書が充実していても、学習しないと話になりません。
自宅で集中できない方は有料自習室など環境に投資するといいでしょう。
有料自習室は大体月1万円弱くらいです。
予備校の自習室は使い勝手悪いようなので、有料自習室の方が環境が良いのは間違いないです。
お金がない方は大学の図書館を使うといいでしょう。
論文添削は?
ぶっちゃけた話、通信講座に入らなくても論文添削を受けられます。
雑誌の公務員ジャーナルの論文道場で有料添削をしています。
添削料も1,680円と低価格なので、積極的に利用するといいでしょう。
面接対策は?
基本は市販の本を読みつつ、大学の就職課(キャリアセンター)やゼミの教授にお願いして練習させて貰うといいでしょう。
併願で民間を受けて実践するのもありです。
独学はモチベーションの維持が懸念点
勉強自体は独学でも可能です。
ただものすごく範囲が広い公務員試験は勉強時間が掛かるし、気持ちが持ちません。
大学受験の時はみんな受験勉強していますが、大学生だと周りが遊んでいる中勉強するのはキツいです。
ペースメーカーとなる通信講座があればモチベーションの維持に繋がります。
まずは行政書士を目指してみるのもあり
公務員試験の科目と行政書士はかなり科目が被ってます。
1年とか2年とかから公務員試験の勉強を始めると目標がないのでだれます。
とりあえず、目標として行政書士を目指すのもありです。
おすすめの参考書一覧
これらの記事でおすすめの参考書をまとめています。
公務員試験おすすめ講座ランキング
1位:クレアール
大手に入る余裕がない人向け
質もサポートもそこそこ
2位:LEC
無難な選択。
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