特別区と都庁は日程が被っていてどちらも受けられません。
今日は特別区と都庁の違いについてお話しします。

試験内容の違い
どちらも教養試験と小論文があります。
1次試験
大きな違いは、、、
特別区が専門試験がマークシート式
都庁が専門試験が論述式
となっています。
そして都庁の専門論述は
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 経済原論
- 財政学
- 行政学
- 社会学
- 会計学
- 政治学
- 経営学
の中から3科目選択です
ただし、科目間で年によって難易度が違うので、3科目しか勉強せずに受ける人はまずいません。
専門試験は簡単なのであまり差が付かないと言われています。
同様に特別区の専門試験は55問中40問選択となっています。
経済原論や民法などめんどくさい科目は捨てたいところですが、
こちらも科目によって難易度が違うので、広く浅くは勉強するべきです。
また具体的な勉強方法についてはこちらの記事をご覧ください。







2次試験
特別区は人事院面接で受かればほぼ合格ですが、区面接に落ちれば不合格です。
都庁は2回の面接を行って、受かれば最終合格です。
どちらも2回面接があります。
難易度
基本的には都庁の方が難易度が高いです。
国家総合職を受けるガチプロのみなさんが都庁を併願で受ける方が多いです。
ただし倍率は特別区の方が高いです。
ただ都庁の方が専門試験はヤマを張りやすいですね。
特に経済学部や法学部出身の方は自分の専門なら論述しやすいでしょう。
都庁の方が教養試験の勉強に集中しやすいです。
問題は都庁と特別区は共通問題ではありません。
仕事内容
特別区
地域に合わせた仕事が多いです。
まあ、近くの市役所を思い出してください。あんな感じですw
ただ、田舎と違って都内なのでガンガン人はやってきますよw
転勤は区内なので、引っ越しする必要がほとんどありません。
残業は区によって違います。
都庁
日本で最大の都市である東京の政策に関われます。
都庁の方が大きな仕事に関われます。
また、都庁では特別区で不人気なケースワーカーの仕事をすることはほとんどありません。
転勤は東京都内なので、引っ越ししなければならない場合もあります。
残業は本庁では平均月20時間です。多いところだと50時間あります。
出先だと数時間程度です。
都庁のことについてもっと知りたい方はこちらの本をどうぞ。
まとめ
大きな政策に関わりたい場合や、勉強時間が少ない場合は都庁がいいでしょう。
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