今回は浪人生が進研ゼミを使うのをどうなのか検討します。
正直あまり浪人生で進研ゼミを使っている人あまり聞きません。
残念ながら、進研ゼミには浪人生専用のコースはありません。
浪人生でも高校生と同じ教材をやることになります。
でも、意外と浪人生が進研ゼミを使うのありです。
あと似たような通信講座にZ会があるので比較しながら解説します。
また詳細は資料請求にてご確認ください。
進研ゼミは解説が丁寧
進研ゼミの教材は割と丁寧で親切ですが、量が多いです。
とにかくこなしていくスタイルなので、基礎力がない方でも付いてこれます。
また、7つのレベル別に分かれているので自分の今のレベルに合わせることができます。
軽く各プランについて説明します。
ちなみに、Z会は基本的に「東大・京大」「最難関・早慶」「難関」の3コースのみです。
東大・京大合格プラン
これは、東京大・京都大・東京工業大・一橋大向けのプランです。
ただぶっちゃけて言いますと、東大京大狙う方は進研ゼミよりもZ会の方がおすすめです。
おそらく東大京大目指す方は基礎は仕上がっているでしょう。
Z会の方が問題の質が高くて、絞られています。
ただZ会は全体的に難易度が高く基礎力があることが前提なのでご注意ください。
Z会の詳細についてはこちらの記事に詳しく書きました。
難関国公立合格プラン
対象大は以下のようになっています。
対象大:北海道大・東北大・筑波大・お茶の水女子大・東京外国語大・東京農工大・横浜国立大・名古屋大・大阪大・神戸大・九州大・首都大学東京・大阪市立大・大阪府立大・東京医科歯科大(医学部医学科を除く)・国公立大の歯学科/薬学科/獣医学科
要するに地方旧帝大レベルです。
このレベルを目指す方でも基礎力足りていない方が多いでしょう。
進研ゼミの方が誘導が丁寧なので最適でしょう。
国公立スタンダード合格プラン
対象大は以下のようになっています。
弘前大・岩手大・福島大・茨城大・群馬大・埼玉大・千葉大・新潟大・信州大・静岡大・滋賀大・京都府立大・岡山大・広島大・山口大・香川大・愛媛大・佐賀大・長崎大・熊本大・鹿児島大・琉球大など
要するに地方の国立大学です。
この辺のレベルの方は進研ゼミの丁寧な誘導に乗って量の多い課題をこなすのに最適です。
早慶上智合格プラン
現役でMARCHを合格はしたが蹴ったという方は、基礎力があるのでZ会の方がおすすめです。
昨年MARCHに受かって蹴った方はZ会でも問題ないでしょう。
ですが、MARCHにも受かっていなくて1年基礎から頑張って早慶を目指す方は進研ゼミの方が丁寧なのでおすすめです。
難関私大合格プラン
対象大は以下のようになっています。
青山学院大・学習院大・国際基督教大・成蹊大・東京理科大・中央大・津田塾大・法政大・明治大・立教大・南山大・関西大・関西学院大・同志社大・立命館大・私立大医学部(医学科)
要するにMARCHレベルですね。
MARCH志望の方は基礎力が足りていないと思われるので、進研ゼミが最適でしょう
私大スタンダード合格プラン
対象大は以下のようになっています。
北海学園大・東北学院大・駒澤大・専修大・東洋大・日本大・中京大・名城大・京都産業大・近畿大・甲南大・龍谷大・西南学院大・福岡大
要するに日東駒専レベルです。
日東駒専志望の方も進研ゼミで基礎力を養いましょう。
受験ベーシック合格プラン
まだ受験校が決まっていない方向けです。
まあ、そんな方は浪人しないでしょう。
共通テスト専用コース
裏コースで、「共通テスト試験専用コース」もあります。
ガチガチに共通テスト固めたい方は進研ゼミおすすめです。
特に共通テストの配点が高い、国公立大学を受験する方に「共通テスト専用コース」オススメです。
小論文特講
小論文だけのプランで、7回の添削付いて一括で16500円と非常に安いです。
「小論文特講」だけ入っても、入会金掛かりません。
Z会の添削と比較して非常にお得です。
進研ゼミ | Z会 | |
料金 | 一括17800円 | 月々4750円 |
添削回数 | 全7回 | 月1回(12回) |
ネット提出 | ○ | × |
返却までの日数 | 6日 | 9日+郵送 |
ちなみに、Z会は別コースで映像講義ありの「慶大小論文 T3M」と私大医学部向けの「医系小論文 T3T」もあります。
詳細は資料請求にてご確認ください。
またこちらの記事でZ会の小論文と比較しています。
モチベーション維持に最適
浪人生と言えば、予備校に通わないと堕落した生活を送りがちです。
添削を提出するだけでも十分モチベーションを維持できますが、進研ゼミでは、さらに工夫がなされています。
教科質問サービス
専用アプリからつまずいた問題をスマホで撮影し、質問出来ます。
予備校に通っていない浪人生は質問できない状況なので非常にオススメです。
担任コーチ
勉強のスケジュールについて相談が乗れます。
予備校に通っていない浪人生にとって一番の敵は「孤独」です。
いつでも相談コーチがあなたの味方になってくれます。
また学習状況に応じて、電話でも効果的な学習方法を提案して貰えます。
さらに、プロの進路アドバイザーにも無料で相談可能です。
添削が速い
添削課題がカメラを使ってネット上で受け取れます。
Z会は郵送のみでしか、対応していない上に添削に9日も掛かります。
料金の比較
敢えて先にZ会の料金です。
Z会の料金
- 東大・京大(月あたり5000円)
- 最難関・早慶(月あたり4750円)
- 難関(月あたり4500円)
- 共通テスト6科目17科目セット(月あたり3190円)
- 小論文(月あたり4750円)
Z会料金の詳細は資料請求にてご覧ください。
進研ゼミの料金
入会金は掛かりません。
料金については以下のようになっています。
科目数 | 月々の料金 | 1科目あたりの料金 |
1科目 | 10,860円 | 10,860円 |
2科目 | 11,890円 | 5945円 |
3科目 | 12,800円 | 4266円 |
4科目 | 13,610円 | 3402円 |
5科目 | 14,290円 | 2858円 |
6科目 | 14,970円 | 2495円 |
ぶっちゃけて言うと、3科目以上受講するならば、進研ゼミの方が安いです。
あとは、受験科目を全部受講して、進研ゼミの丁寧な誘導に乗るのも手です。
例え全科目受講するとしても、大手予備校の本科と比較すると非常に格安です。
大手予備校の本科 | 70万~100万円 |
進研ゼミ(5教科6科目受講) | 17万9640円 |
進研ゼミの料金の詳細は資料請求にてご覧ください。
進研ゼミのオススメの使い方
主要科目の英語と数学を受講
受験で超大事な科目は英語と数学です。
※数学は文系で一部使わない方は除く
英語と数学ができなかったら、志望校に合格できません。
特に数学はわからない問題は答えを読んでもわからないので、アプリで手軽に質問できる進研ゼミは最適でしょう。
また英語についても苦手な方は本当に勉強する気すら起きないので、進研ゼミで提出しないといけない環境を作って自分を奮い立たせましょう。
理系は理科(物理・化学・生物)も受講
理系にとって理科も大切です。
共通テストはもちろん多くの二次試験や私大でも使います。
重要な科目なので理科も受講するといいでしょう。
文系の方は社会や国語も受講するといいでしょう。
宅浪のモチベーション維持に
宅浪は誰にも命令されないので、スケジュールやモチベーションが崩れがちです。
添削を提出することによってモチベーション維持できます。
全科目受講
進研ゼミは誘導が非常に丁寧です。
自分で「あの参考書やって…次はこの参考書やって…」って計画を立てるのがめんどくさい方もいるでしょう。
計画を自分で立てたくない方は進研ゼミで受験科目を全科目受講して、ひたすら課題をこなすのがおすすめです。
「小論文特講」だけ受講
小論文だけの受講も可能です。
添削7回も付いて、一括で17800円は非常にコスパが良いです。
最後に
お申し込みした方が絶対やってはいけないことは、教材をやらないことです。
お金がもったいないし、合格できません。
お申し込みをしたからには、必ず最後までやり遂げましょう。
詳細は資料請求にてご確認してください。
いずれにせよ、資料請求は無料なのでご自身で比較してみるといいでしょう。
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