今回は司法書士のオンライン講座についてリアルに比較しました。
特に今回は口コミを元にランキングを掲載しています。
他サイトとは一味違う比較になっています。
また最後に独学についてのコラムも書いてあるので、最後までご覧ください。
目次
今回比較してわかったこと
どこもある程度の質はある
今回の比較でわかったことは10万円以下とか極端に安い講座以外はある一定以上の質ありました。
ただ高い講座の方が質やサポート共にきちんとなされている印象を受けました。
どこも会社法・商業登記法はイマイチ
試験科目自体歴史が深くなく平成17年(2005年)から始まったので、講師によっては受験で使っていません。
なので手抜きな予備校が多いです。
質が高いと言われている伊藤塾でも「飛ばしたりジャンプが多すぎてついてこれない」という口コミが複数ありました。
会社法・商業登記法についてはそういうもんだと思った方がいいです。
合格率で選ばない方が良い理由
予備校が出している合格率は、嘘ではないですがおそらく計算方法にトリックがあると思われます。
全受講者に対する合格者数の割合ではなく、試験受けた人に対する合格者数で出しているでしょう。
念のために言っておきますが、これは悪いことではないです。
実際に厚生労働省のホームページで教育訓練給付制度を利用した人の合格率が公表してありますが、試験の受験者数に対する合格者数で計算されています。
当日試験に受けなかった人は合格率の母数に入っていません。
悪意あるような言い方になって申し訳ないですが、明らかに受からないような人が受験しなかったら合格率上がります。
「受講修了者」に対する受験率はどの資格も大体6割弱です。
しかも、教育訓練給付制度の「受講修了者」っていうのは、ちゃんと講座を受けた人です。
教育訓練給付制度はちゃんと受講しないと給付されません。
要するに4割程度は、ちゃんと講座を受けたのに試験を受けていません。
もちろん自信がないから受けない人もいるだろうし、仕事が忙しくて受けられない人もいるでしょう。
さらに「受講修了者」なので、購入したけど勉強していない人は母数に入っていません。
みなさんも経験ありませんか?参考書を買うだけ買って勉強しなかったみたいな。
これは公表されていませんが、おそらく購入だけして手を付けなかったいう人もそこそこいるでしょう。
まあこれは本人の問題なので、予備校は関係ないとは思います。
なので、合格率よりは、講座の内容、講師の教え方や雰囲気、サポートなどで判断しましょう。
大手に入れば間違いはない
大手では50万円程度しますが、高いだけの価値があります。
ここでいう大手というのは、伊藤塾やLECやTACを指します。
50万円といっても中古車買えるくらいの価格なので、普通に働いている社会人なら出せる金額でしょう。
司法書士の勉強は周りが遊んだりしている中必死に勉強して犠牲にして、合格したら人生変わります。
本当にお金がないならば仕方ないですが、お金があるならばケチらず大手に入った方がいいでしょう。
大学受験で大手予備校に通うとなると、当たり前のように100万円以上掛かるのでそう考えると司法書士の予備校で50万円って安いと思いませんか?
ちなみに、伊藤塾とLECとTACでは教育訓練給付制度が使えます。
教育訓練給付制度は支払った金額から20%後から返ってくる制度ですが、司法書士の講座は高額なので多くの金額が返ってきます。
時期が良ければ教育訓練給付制度とクーポンやキャンペーンの割引を併用して約30万程度で受講可能です。
ただし、今回は特に当記事を見に来てる人が求めているであろうコスパを考慮してランキングを作成しました。
1位:アガルート
安い割に質とサポートそこそこでコスパ良い
アガルートの中でも力を入れている講座
正直な話、アガルートは資格によっては手を抜いている講座があります。
例えば、公務員試験とか中小企業診断士とかはあまり指導に精通していない講師が担当している印象があります。
ですが、司法書士講座は辰巳など大手から実績のある講師を呼んでいるのでいかに力が入っているかわかります。
大手と比較したら半額程度安い
おすすめは初学者向けの「2026年合格目標 入門総合フルカリキュラム」です。
伊藤塾やLECなど大手では約50万円しますが、アガルートでは約30万円で約半額の値段で受講できます。
ちなみに、キャンペーン等で価格さらに安くなる場合もあるので詳細はこちら>をご覧ください。
講師の評判も良い
現在アガルートの司法書士講座を担当されているのは、浅野講師と海老澤講師です。
講師は定期的に入れ替わるので、他のサイトやSNSでの口コミについてはご注意ください。
浅野講師
主にインプット系の講座を担当されています。
2015年合格ということなので、割と最近合格された方ので指導実績は浅いのかなと思います。
ですが、評判を見る限り以下のような評判が多く良かったです。
- 「どこが重要かはっきりしていてわかりやすい」
- 「授業のテンポが良かった」
- 「初心者向けで丁寧な解説だった」
- 「テキストだけでなく暗記の助けをするレジュメが多い」
海老澤講師
元辰巳法律研究所の講師で、元々評判の良かった講師がアガルートに移籍しました。
辰巳を受講している人も「エビちゃん帰ってきて欲しい」って言われているほど人気講師です。
主に記述系や答練など演習系の解説をされています。
テキストの評判が良い
アガルートはテキストの評判が良いです。
他社では白黒だけのテキストもある中、アガルートのテキストは全講座共通でフルカラーです。
全体的にテキストは伊藤塾よりも1.5倍程度薄いようです。
質問が無制限OK
講座専用のFacebookグループで質問可能です。
質問のレスポンスは良いと好評です。
合格で全額返金(税抜)+3万円進呈だがハードル高い
合格で全額返金の制度がありますが、東京の飯田橋でインタビュー受けなければならないのでかなりハードル高いです。
もちろんインタビュー映像は販促物に利用されYouTubeで公開されます。
他のサイトではインタビューが必要だったり、税抜での返金であることについてほとんど解説されていないのでご注意ください。
詳細はこちら>をご覧ください。
学習経験者向け:演習総合カリキュラム
約15万円しますが、学習経験者向けにアウトプットメインの「演習総合カリキュラム」もあります。
資格スクエアから移籍した三枝講師がメインで担当します。
三枝講師は資格スクエア時代からも評判良かったです。
ただ三枝講師は初心者向け講座では担当されていません。
記述系は初心者講座と同じく海老澤講師が担当します。
気になる点
結局伊藤塾に移った人を複数見かけた
当サイトの独自の調査によると、アガルートで司法書士を受講したにも関わらず結局伊藤塾に移った方を複数見かけました。
講師が合わなかった人がちらほらいます。
だったら二重にお金が掛かるわけだし、最初から伊藤塾に入った方がいいような気もします。
なので事前にしっかりとサンプル講義を見て自分に合うか判断しましょう。
一部わかりにくいという声もある
インプット系の浅野講師の解説が人によっては合わないという以下のような声がいくつかあります。
- 「単純に合わなかった」
- 「横断的理解のために書き方がぐちゃぐちゃでわかりにくい」
- 「丁寧すぎて時間かかりすぎ」
人によって合う合わないはあるので、これに関しては購入前にサンプル講義をしっかりみた上で判断しましょう。
特にインプット系の講座って繰り返し視聴するので、合わなかったらお金をドブに捨てることになります。
できれば、インプット系の講座は指導実績が長い海老澤講師か三枝講師に変えて欲しいのが本音です。
特定の科目がイマイチ
「会社法の講義はわかりやすいけど、テキストはわかりにくい」とか「不動産登記法の情報量多いのに、会社法は少ない気がする」口コミありました。
ですが、会社法と商業登記法に関してはどこの予備校も手抜きみたいです。
ただアガルートと伊藤塾どちらも受けた方によると、会社法と商業登記法はアガルートの方が良いみたいです。
講義と問題集がリンクしていない
「索引がない・問題集の目次がほぼないから探すのに時間がかかる」「講義と問題の往復がやりにくい」という口コミがありました。
これに関しては価格が安いからと妥協した方がいいでしょう。
添削なし
司法書士では記述試験があるに関わらず、アガルートでは添削指導がありません。
これは模試を受けるなどして対応するしかないでしょう。
2位:伊藤塾
圧倒的な実績
料金は高いが、ここにしとけば間違い「は」ない
実績が高い
伊藤塾は司法試験で無双しているのは有名な話で法律系には強いです。
司法書士でも圧倒的な実績があります。
料金は高い
伊藤塾は大手なので、初心者向けの講座で約50万円します。
ちなみに、時期が良ければクーポン割引があります。詳しくはこちら>をご覧ください。
講師の評判が良い
山村講師
「スリーステップコース」を担当しています。
伊藤塾の山村講師はすごく評判良いです。業界トップクラスの知名度と実力を持った講師です。
宇津木講師
「ステディコース」を担当しています。
昔は奇抜な見た目だったようですが、今は黒染めされてシュッとしています。
口コミによると内容は堅実らしいです。宇津木講師は「当たり前のことを当たり前にやる」っていう感じらしいです。
おすすめコース
コースが細分化しててわかりにくいので、4つほどおすすめを紹介します。
山村講師担当:司法書士入門講座 スリーステップコース
「スリーステップコース」は初学者向けの人気講座です。山村講師の評判がすごくいいです。
宇津木講師担当:司法書士入門講座 ステディコース
「ステディコース」1講座45分で区切られていて、働いている人でもすきま時間に受けやすくなっています。
内容は山村講師のスリーステップコースよりも絞られているようです。
小さい子供を持った主婦が子育ての合間に受講している方が多いイメージです。
ちなみに、前半の基礎固めが宇津木講師で後半の記述式答案構成力養成答練が山村講師です。
ただ演習が過去問じゃなくてドリルなのが合わないと思う方が一定数いて、そういう方はスリーステップコースを選んでいるようです。
あと、パワポっていうかレジュメがいっぱいあって結構印刷しなきゃいけないみたいです。
プラクティカルコース
中上級者向けの演習講座の「プラクティカルコース 」は高橋講師がメインで担当します。
昨年落ちた方で演習目的で受講されている方が多いです。
演習系のあらゆるものがセットになっているので、演習系にしては定価約35万円とお高めですが、意外と人気あるみたいです。
改正法解説講義3回ついているのが魅力です。
ただ基本が身に付いていない人が受講するとついてこれないみたいです。
問題演習して問題解説してくれるのですが、全問解説してくれるわけではないみたいです。
演習コース
「演習コース 」は択一が宇津木講師で記述が山村講師です。定価約12万なのでコスパは良いです。
プラクティカルコースができる前までは人気あったみたいです。
気になるところ
分量が多い
伊藤塾は全体的に分量が多いと言われています。出るとこだけ絞るとかそういうことはしていません。
ただ合格率5%以下の試験でここまでやって受かるかどうかってレベルなのでちゃんと勉強するのは当然でしょう。
会社法と商業登記法の評判が悪い
会社法と商業登記法で飛ばしたりジャンプが多すぎてついてこれない」という口コミが複数ありました。
「具体的に教えてほしいところをジャンプされた」「他の科目でやったからと飛ばされる」と言った口コミがあります。
実は会社法と商業登記法に関しては昔から評判が悪くて改善する気もないようです。
テキストが白黒
アガルートと違ってテキストは白黒ですが、伊藤塾のテキスト自体はすごく評判良いです。
合格特典なし
大手にでもなると、別に実績なんてあって当たり前なので特に合格特典はありません。
3位:クレアール
コスパは良い。サブテキストの「択一六法」の評判が良い
料金は安い
初心者向けの2年のコースで約25万円です。
ちなみに、やる気宣言送るだけで1万円引きになります。
ちなみに、教育訓練給付金制度対象です。
+5万円で「安心保証プラン」
事前に+5万円の「安心保証プラン」に入っていれば、次年度延長できます。
合格したら返金されます。
合格で10万円を進呈
合格したら合格体験記などの執筆に協力すれば、「合格お祝い金」として10万円をプレゼントされます。
択一六法の評判がめちゃくちゃいい
クレアールで受講する最大のメリットは「択一六法」です。
かなり評判いいです。
択一六法は、司法書士試験に必要な知識を条文に集約したものとなっています。
改正にも対応されていて、PDF版もあるようです。
口コミとしては、「かなり出来がいい」「よくまとまっている」「講義よりも価値ある」「むしろ択一六法だけ欲しい」というものがありました。
なんなら択一六法欲しさに大手との併用で使っている方もいるようです。
講師の評判がいい
サンプルの講義はクレアールの資料請求にてDVDでご覧になれます。
清水講師
特に清水講師が一番評判が良いです。「噛み砕いてわかりやすい」という口コミが多かったです。
古川講師
清水講師同様に評判良いです。口コミでは「語り口がマイルドでわかりやすい」とのことです
浅沼講師
サンプル動画はないですが、口コミによると「受験生が引っかかりやすいポイントを独特でフランクな説明でわかりやすい」とのことです。
添削あり
クレアールでは添削問題があります。
質問可能
クレアールは無制限で質問可能です。
気になる点
テキストの内容が薄い
択一六法の評判は良いのですが、メインとなるテキストが本当に出るところだけしか載っていないので本番対応できるか不安という声が複数ありました。
ただ過去問やり込めば対応できるみたいです。
過去問集は市販を買った方が良いらしい
過去問集はついてくるのですが、何かあまり評判は良くないです。
民法は評判良いのですが、他の科目の評判があまりよくないです。
市販されている「辰巳の過去問」をやった方が良いという声が多かったです。
詳細は資料請求にてご確認ください!
4位:東京法経学院
キャンペーン期間中なら激安
サポートは良い
キャンペーン中なら激安
定価34万円ですが、なんとキャンペーン期間中だと10万円代で購入できます。
キャンペーン中ならめちゃくちゃ安いです。
料金は時期によって変動するので詳しくはこちら>をご覧ください。
合格すれば全額返金あり
東京法経学院では合格で全額返金があります。
顔写真と本名の公表が求められます。
条件はこちら>に書かれています。
歴史がある予備校
東京法経学院自体は歴史が深く50年以上ある予備校です。
司法書士のイメージはあまりないですが、土地家屋調査士の実績は凄いです。
土地家屋調査士の通信講座といえば、東京法経学院というほど知名度が高いです。
ベテラン講師
担当するのはベテランの「やなせ講師」です。サンプル講義です。
添削あり
提出課題があります。
質問可能
専用質問フォームによる質問と郵送での質問は12回までです。
学習経験者向け:記述式ハイレベルVロード演習講座+総合答練
学習経験者向けコースもあります。
記述式ハイレベルVロード演習講座全10回+総合答練16回です。
記述式ハイレベルVロード演習講座
「記述式ハイレベルVロード演習講座」は本試験レベルのハイレベルな問題を素材に、いかに時間内に合格点を獲得するか、そのために必要となる知識と出題の意図の見抜き方、問題の解き方のテクニックをマスターするをコンセプトにしています。
自習課題として事前に自宅で問題を解答してもらい、その両者の問題を素材として、試験に合格するために必要な解説を実施。
総合答練
「総合答練」は、全16回(公開模試2回を含む)をとおして、重要事項を漏れなく確実に理解し、本試験合格レベルの実力を身につけるために必要な「知識の応用力・法的思考力の強化」をコンセプトに実施します。
本講座では、出題頻度の高い知識に加え、最新の判例・先例・学説を根拠とする論点を織り交ぜた本試験の半歩先を行く予想問題を、新しい形式で問います。
気になる点
実績が不明
東京法経学院の司法書士講座の口コミをまるでみたことがないです。
公式にあるこの実績もだいぶ古いようです。しかもこれは通学で名古屋校だけのとある14年間の実績です。
ちなみに、合格体験記は平成24年から更新されていませんでしたが、令和2年になってやっと更新されました。
画面直取り
通信講座ですが、通学の講座を画面直撮りです。
特に編集等はされていません。
ですが、普通に授業を受ける分は問題ないでしょう。
テキスト白黒
テキストは白黒です。
最近はフルカラーが主流なので、ちょっと古い感じはあります。
5位:小泉嘉孝の司法書士予備校
元LEC講師の授業が月額3630円!!(※最低10ヶ月利用)
なぜか比較されていないサイト多数
他のサイトを見ていると、「司法書士 通信講座 徹底比較」とかタイトル付けているくせに比較にすら入っていないサイトがかなりあります。
質はそこそこで激安なので紹介されていないのは非常に疑問に感じます。
唯一の月額制
司法書士業界で唯一の月額制です。
最低10か月継続が条件なので最低でも36,300円します。
ちなみに、合格すれば10か月未満でも支払わなくていいという制度があります。
元LECの講師
元々大阪のLECで教えていた講師です。
「イラストを使ったレジュメが分かりやすかった」など元々評判の良い講師です。
ちなみに、辰巳法律研究所の「田端恵子講師」は小泉予備校から合格されたそうです。
初心者向けから中上級者向けまで網羅
初心者でも、昨年落ちた方まで全てに対応しています。
他の予備校では演習の講座は別料金だったりしますが全部込み込みです。
「記述の演習問題にも解説があったのがありがたかった」という口コミがありました。
テキストの評判が良い
とにかくテキストの評判が良いです。
テキストだけでも勉強できるくらいよくまとまっているようです。
授業はテキストを読みつつ補足していくというスタイルのようです。
気になる点
冊子テキストなし
全てPDFで自分で印刷するシステムとなっています。
同社が運営している、宅建とか行政書士とか社労士は楽天で販売しているのですが、なぜか司法書士だけ楽天で販売されていません。
5000ページ超えなので全部印刷するのは現実的に厳しいでしょう。
欲しい所だけ印刷し、基本はiPadなどタブレットで勉強するのが無難でしょう。
基本教材はPDFをダウンロードして、自分で印刷します。
一応製本化されたテキストをご希望の場合は、「ページ数×10円」で注文可能ですが、自分で印刷した方がお得です。
モノクロのみのレーザープリンターを使うと費用を抑えられる上に印刷スピードも速いです。
コスパ最強の安いレーザープリンターご紹介します。
ちなみにトナー切れたらメーカー保証対象外になってしまいますが、壊れること覚悟で互換トナーにした方がお得です。
紙も大量消費するので、たくさんストックを持っておきましょう。
こんな感じの製品で穴を空けて、ルーズリーフとして保管するのもいいでしょう。
授業がつまらないという声がある
授業が淡々としていてつまらないという口コミがありました。
学習を続けて合格を勝ち取るには忍耐力が必要そうです。
これで学習し続けられるかどうかは人を選ぶようです。
本人は関西人なのに、無理して標準語で授業やっている感じがあるようです。
もっと個性を出すというか我を出した方がいいのかもしれませんね。
ある程度聞き流すことも大切
量が多すぎるという声もあります。分かる所は軽く飛ばした方が効率が良いそうです。
初心者も上級も同じ講義内容なので、知っている所も詳しく解説されていることがあるようです。
そういう所は聞いていたら時間の無駄なので、聞き流すことも大切でしょう。
その他
コスパとか考慮してランキングから外れていますが、どの講座も質が高いです。
LEC
伊藤塾と同じく大手なので、約50万します。
現役の司法書士でもLEC出身者が多いです。司法書士YouTuberの「カヨウマリノ氏」もLEC出身だそうです。
通信と通学そこまで価格が変わらないので、できれば通学の方がいいでしょう。
通信でも自習室利用できるので、近くの方はLECおすすめです。
LECは海野講師、森山講師、根元講師、佐々木講師など市販の参考書も出版されている知名度の高い講師が多いです。
校舎によって受講できる講師が異なるのが注意点です。
ちなみに、LECは色々な割引制度があるので、上手に割引を受ければ安くなります。
教育訓練給付制度が使える講座もあります。
辰巳法律研究所
辰巳法律研究所もLECや伊藤塾に続き知名度高いですが、価格が約50万します。
特に有名な講師は「松本雅典講師」です。
初学者向けでは「リアリスティック一発合格 松本基礎講座」が有名です。
科目別の単科でも販売されているので、苦手科目だけ購入するのもありでしょう。
テキストの評判がすごくいいですが、テキストの「リアリスティック」自体は市販されています。
ただ松本講師以外の評判良かった海老澤講師や小玉講師はアガルートに移籍しています。
TAC(Wセミナー)
もちろん大手なので約50万円します。
オートマシステムの著者である「山本浩司」講師が有名です。
後ほど解説しますが、独学で合格された方は大体オートマシステム利用されています。
山本浩司講師の授業はもちろん評判良いです。
教育訓練給付制度が使える講座もあります。
LECのS式合格講座
価格は「スタンダードパック」で7万9800円とかなり安いですが、注意が必要です。
担当は根本講師や海野講師や森山講師などLECの有名講師です。
元々390時間の講座を140時間に減らしています。
挫折率は低いかと思われますが、これだけで合格できるって思わない方がいいでしょう。
本当に基礎の基礎しかやらないらしいです。
ただ1年目にこれで基礎を抑えて、2年目から大手の演習講座を受けるならありかもしれません。
あと、全体的にオプションが高めに設定されているので、オプション付けたら急激にコスパが悪くなります。
フォーサイト
フォーサイトの司法書士講座は2021年4月に開講したばかりです。
他社で500時間〜300時間やっているのに、約90時間しかないのでこれだけで合格は厳しいかなと思います。
1年目基礎固めするにも、料金はLECのS式合格講座の方が安いです。
ユーキャン
ほとんど動画講義なしで、テキストでの学習なので独学とほとんど変わりがありません。
その上169,000円するので、普通に市販の参考書揃えた方が安いです。
ユーキャンにしては珍しく合格で全額返金制度があります。それだけ実績が欲しいのでしょう。
【終了】大栄教育システム・資格スクエア
どちらも三枝講師が過去に担当していましたが、終了しました。
ちなみに、三枝講師はアガルートに移籍しています。
コラム:独学で司法書士は合格可能か?
実際に独学で合格された方はいるにはいますが、現実的にはかなり厳しいでしょう。
ほとんどの人は独学無理
独学の難易度で言えば、東大・京大・医学部を河合塾や鉄緑会など予備校に通わずに独学で合格するくらいの難易度でしょう。
確かに独学で合格する人はいるにはいますが、かなり厳しいです。
司法書士は合格率5%試験で、合格者の方は50万とか大金払ってやっと2年で合格するかしないかってレベルの試験です。
ものすごい範囲の広い司法書士の試験を独学で突破するのは至難の技です。
ただごくわずかですが、独学で合格する人はいるにはいます。
たまに大学受験で全く予備校通わずに、地方の高校から東大に合格する人がいるように絶対無理ではないです。
まあ、大学受験のように英語も数学もなく暗記のゴリ押しでいけるのでワンチャンなくもないです。
ほとんどの人は気持ちが持たないし、挫折します。
一応独学で合格している人はいる
実際にYouTuberで独学で合格された方が勉強法を公開しています。
林祐司さん
TACの山本浩司講師の「オートマシステム」を基軸に独学で合格されたそうです。
コロ助さん
やはり「オートマシステム」を基軸に独学で合格されたそうです。参考書の特徴について詳しく解説されています。
マッスルぴろよしさん
ざっくり独学のコツをお話しされています。
1年目独学で、2年目から予備校で中上級者向けコースを受講するのもあり
基礎的な内容だけ独学で耐えて、演習だけ予備校に通ったら大きく節約できます。
予備校で0からの初学者向けの講座を受講したら大手で50万円、比較的安いアガルートでも約27万円もします。
ですが、演習系の講座だと大手でも10万円代から受講できます。
だから基礎的な内容だけ市販の参考書の「オートマシステム」などで基本を固めて、演習から予備校受講するのもありでしょう。
ただいくら基礎的といっても範囲は広いですし、挫折率は高いでしょう。
ちなみに、演習でおすすめの通信講座は、アガルートの「演習総合カリキュラム」、伊藤塾の「プラクティカルコース」、「演習コース」です。
自分のお財布と相談して選ぶといいでしょう。
司法書士おすすめ通信講座ランキング
1位:アガルート
安い割に質とサポートそこそこでコスパ良い
2位:伊藤塾
圧倒的な実績
料金は高いが、ここにしとけば間違い「は」ない
3位:クレアール
コスパは良い。サブテキストの「択一六法」の評判が良い
コメント