今回はLECのS式合格講座の司法書士講座ですが、基礎固めに利用するならありでしょう。
また当サイトでは司法書士の通信講座を徹底的に比較しています。
目次
LECのS式合格講座とは?
料金
一番安い「スタンダートコース」で7万9800円です。
LECの通常の本科生は約50万円するのでかなり安いです。
LECの本科生についてはこちらで解説しています。
実はしれっと毎年値上げしている
元々5万円代だったのに毎年しれっと値上げしています。
さすがに今後10万円超えるのはないと思いますが、毎年値上げしているのは事実です。
LECのS式の司法書士講座毎年しれっと値上げしてる
2023年99,000円
2022年79,800円
2021年 76,450円
2020年54,450円昔と比較したらほぼ倍に値上げ pic.twitter.com/4fJWDurn35
— たくなみ (@takurououen) October 25, 2022
追記:2024年は7万9800円で、2万円安くなりました。
2022年の料金に戻ったって感じです。
2025年度も同様です。
有名講師が担当
大体こういう格安講座って無名講師が担当していますが、LECの実績のある業界トップクラスの有名講師が担当しています。
科目ごとの担当は以下のようになっています。
授業のサンプルです。
S式で合格で合格可能?
まず、大前提ですがLECの通常の本科生の講座は約50万円もします。
S式は一番安い「スタンダードパック」で7万9800円です。
企業の立場から見て当たり前のことを言いますが、通常50万円で講座売っているのに簡単に10万円以下で合格されたら都合悪いですよね?
そこに気づけた人は自ずと答えが出ると思います。
一応儲けを出すカラクリとして別売りでオプションを高めに売り出しているとかあります。
S式で合格できたらラッキー儲け物って考えた方が適切でしょう。
ぶっちゃけ口コミはあまり見ない
使っている人はちらほら見ましたが、実際に合格した人はLECのサイト上の「合格者の声」でしか見ていません。
LECのトップ講師なので敢えて言う必要ないですが、授業はとてもわかりやすいようです。
一応2023年度にS式から合格者出たようです。
LECの本科生にある手厚いサポートはない
S式は安い分サポートは手薄になっています。
本科生では添削があったり、予約制で有名講師が自ら校舎で相談に載ってくれるようなサポートはありません。
1年目の基礎固めならあり
司法書士ってまず1年で合格しないし、本科生で約50万円出して受けても当然落ちる人の方が圧倒的に多いです。
自信ない人は、1年目に基礎固めにS式受けるのはありでしょう。
S式は絶対落としてはいけない重要論点は扱っているし、量も少ないので挫折もしにくいです。
いろいろ追加したら高くなる
「スタンダードパック」だと演習がないので演習不足です。
一応演習付きのコースもありますが、「スタンダードパック」と比較したらコスパが悪くなります。
また、別売りで3.2万円で「ブレークスルーコンパクト」という復習用のテキストを売っています。
本科生の「ブレークスルーテキスト」を約3分の1に絞ったテキストです。
こういうのは最初からセットでつけて欲しいですよね。しかも昔よりも倍近く値上げしているわけだし。
どうせテキスト買うならば、本科生が扱っている「ブレークスルーテキスト」が欲しいですね。
ちなみに、一応ブレークスルーテキストはLECのサイトから購入できます。
こういうオプションで稼ごうとしている感じが垣間見えます。
これは営利を求めて運営されているから仕方ないです。
なので、もしS式にするならば「スタンダードパック」だけでオプションは何も付けないのが一番コスパが良いです。
演習におすすめの講座
S式は「スタンダードパック」で基礎固めに利用して、演習は他社で受けるのはありです。
予備校で0からの初学者向けの講座を受講したら大手で50万円、比較的安いアガルートでも約27万円もします。
演習系の講座だと大手でも10万円代から受講できます。
アガルートの「演習総合カリキュラム」
アガルートは大手から引き抜いてきた講師の授業が格安で受けられるので非常にコスパが良いです。
約15万円しますが、学習経験者向けにアウトプットメインの「演習総合カリキュラム」もあります。
資格スクエアから移籍した三枝講師がメインで担当します。
三枝講師は資格スクエア時代からも評判良かったです。
ただ三枝講師は初心者向け講座では担当されていません。
記述系は辰巳法律研究所から移籍した海老澤講師が担当します。
伊藤塾の「プラクティカルコース」
中上級者向けの演習講座の「プラクティカルコース」は高橋講師がメインで担当します。
昨年落ちた方で演習目的で受講されている方が多いです。
演習系のあらゆるものがセットになっているので、演習系にしては定価約35万円とお高めですが、意外と人気あるみたいです。
改正法解説講義3回ついているのが魅力です。
ただ基本が身に付いていない人が受講するとついてこれないみたいです。
問題演習して問題解説してくれるのですが、全問解説してくれるわけではないみたいです。
伊藤塾の「演習コース」
「演習コース」は択一が宇津木講師で記述が山村講師です。定価約12万なのでコスパは良いです。
プラクティカルコースができる前までは人気あったみたいです。
他社と比較
よく他のサイトで紹介されている他社と比較します。
フォーサイト
フォーサイトの司法書士講座は2021年4月に開講したばかりです。
約90時間しかないのでこれだけで合格は厳しいかなと思います。
1年目基礎固めするにも、料金はLECのS式合格講座の方が安い上にフォーサイトは無名講師です。
アガルート
初学者向けの「2026年合格目標 入門総合フルカリキュラム」で約30万円なのでコスパは良いです。
ちなみに、キャンペーン等で価格は変動するので詳細はこちら>をご覧ください。
ただ口コミを見る限り、講師の授業が人によって合う合わないが激しいようです。
アガルートについて詳細はこちらの記事をご覧ください。
クレアール
クレアールはマイナーですが他のサイトを見るとよく紹介されています。
初心者向けの2年のコースで約25万円です。
事前に+5万円の「安心保証プラン」に入っていれば、次年度延長できます。
もし合格したら未受講分は返金されます。
クレアールで受講する最大のメリットは「択一六法」です。
口コミとしては、「かなり出来がいい」「よくまとまっている」「講義よりも価値ある」「むしろ択一六法だけ欲しい」というものがありました。
なんなら択一六法欲しさに大手との併用で使っている方もいるようです。
司法書士おすすめ通信講座ランキング
1位:アガルート
安い割に質とサポートそこそこでコスパ良い
2位:伊藤塾
圧倒的な実績
料金は高いが、ここにしとけば間違い「は」ない
3位:クレアール
コスパは良い。サブテキストの「択一六法」の評判が良い
比較の詳細はこちらの記事でしています。
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