高専で5年過ごして、大学の3年生に編入が可能です。
進学校から一般受験で大学進学するよりも高専から3年次編入の方が簡単です。
今回は簡単である理由について解説します。
共通テストを受けなくて良い
一般受験だと共通テストを受けなければなりません。
国立大学を目指すと、科目が多い上に、社会とか古文漢文とかあまり関係ない科目も勉強しなければなりません。
編入試験だと多くても英語、数学、物理、化学くらいしか勉強しなくてもいいので楽です。
しかも推薦ではないので教員に好かれる必要もありません。(編入の推薦制度もあります)
例えば、東大京大工学部の編入試験でも、英語、数学、理科の3科目と口頭試問で受験できます。
余計な科目を勉強しなくてもいいのが、編入試験の魅力です。
難易度が低い
一般受験と比較して難易度が低いだけであって、普通に努力をしないと合格はできません。
基本ライバルは高専生のみです。
一応、大学2年生も編入試験受けることは可能ですが、東大・京大・阪大・東工大などトップ校の受験ができるのは高専生のみです。
大学2年生が受けられのは、九大・筑波大ぐらいまでです。
あと、高専生は英語が非常に苦手なので、英語の問題も一般受験と比較したら簡単です。
もちろん英語が得意だと差を付けることができるので有利です。
マーク式のTOEICで受験できる大学も多いです。
TOEICはリスニング中心なので、聞き取れさえすればある程度点数を取れます。
工学部以外も編入可能
もちろん理学部にも編入可能です。
農学部にも編入可能ですが、大学2年生もいるので難易度が上がる上に、筑波大とか広島大までしか実施していません。
東大農学部や京大農学部は編入をやっていません。
まれに高専から経済学部に編入する方もいらっしゃいますが、工学部よりも英語の能力がかなり求められます。
また高専でも経済学の授業はやらないので、独学になります。
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