今日は営業職についてお話をします。
現在文系の新卒の7割は営業職と言われています。
理系でも院に行かなければ金融や商社など営業職に就く人が多いのが現状です。
そして現在9割の就活生は営業を嫌がっています。
なぜ営業が嫌で、どうすれば営業職を避けられるでしょう。
先に言いますが、「営業職を受け入れましょう」とかいうまとめにはしません。
なぜ営業職をみんな嫌がるのか
ノルマ
これだけ売らなければならないというノルマがあります。
当然ノルマを超えなければ上司には叱られメンタルにきます。
また場合によっては親戚や友達にも売らなければならなくなり、人に迷惑を掛けてしまいます。
またこれは会社にもよるかもしれませんが、自分がノルマを達成しても自分は休めるわけではありません。
他の人や会社全体が売り上げを超えていなかったら、さらに売り続けなければなりません。
他の人の売上もカバーしなければなりません。
コミュニケーション
当然営業でものを売るには知らない相手に売らなければなりません。
相手は話もしたくないし、買いたくもないかもしれません。
それでもなんとかして誰かに売らなければなりません。
また常に頭を下げ続けなければいけません。
営業は常にお客様より下の立場にいるのです。
残業
営業は残業が非常に多いです。
外回りと接待による残業が多いようです。
常に取引先に合わせなければなりません。
また労働時間がわかりにくいのでサービス残業が非常に多いのが特徴です。
さらに休みの日も上司や取引先からいつ電話が掛かってくるか分からないので休んだ気がしないこともあります。
罪悪感
時には自社の製品やサービスが良くないものであっても営業しなければなりません。
相手に嘘を付いてでも会社の為に売らなければなりません。
どうすれば営業を避けられるか
研究職
これは理系の院に進学した人以外無理です。
ただ独立行政法人だと学部からでもなれる可能性はあります。
しかも理系の院からでも場合によっては最初は営業職からっていう場合も多いです
ただし、邪道ですが文系からでも理系の院に理転することは可能です。
プログラマー
未経験の文系でもなれます。
ノルマもコミュニケーション能力も比較的必要ないでしょう。
手に職を付けることが出来るので、将来独立したり転職もしやすいでしょう。
当然0からやるので覚えるのが大変です。
さらにIT業界は残業が多く激務なことが多いです。
またプログラマーの他にWebディレクターやWebデザイナーといった職業もあります。
ただヤフーやGoogleなど大手はかなりホワイトですが、多くの人はそんな企業に内定は取れません。
上手に探せば中小でもホワイトな企業はあります。
具体的な探し方についてはこちらの記事をご覧ください。
販売職
スーパーや家電量販店などの店頭で商品を店にやってきたお客さんに売ります。
商品の発注をかけたりもします。
ただ営業と違いお客様は欲しくて店にやってきているので精神的には楽でしょう。
自分から売り込みを掛ける必要はありません。
当然ある程度コミュニケーション能力は必要でノルマもあります。
また仕事自体はバイトや派遣でも出来る仕事なので社会的には底辺です。
Fランの就職先に結構多いイメージです。
さらにサービス残業が非常に非常に多い業界です。(敢えて非常にを2個重ねたw)
またノルマの為にクリスマスケーキを大量に買わされるなど店舗によってはあるようです。
また土日や祝日休むのは実質不可能です。理由は簡単です。土日祝も店やっているからです。
事務職
これはほとんど募集がないです。あったとしても薄給なのに高倍率です。
女性は比較的なりやすいですが、男性はなりにくいです。
現実的には市役所などの公務員ぐらいでしょうか。
あとは大学職員です。
あと最近ブラック企業に多いらしいですが、就活の時は事務職で募集していたのに、
いざ就職したら事務職ではなく営業をやらされることも多いようです。
起業
成功率が非常に低いです。経営学者によるとほとんどが3年以内に潰れるようです。
税理士や会計士や弁護士の資格を持っていても厳しいのが現状です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
公務員
役所であれば文系であれば行政職、理系であれば技術職になります。
役所以外にも教師や、独立行政法人の事務員、学校事務員、警察官、消防士などたくさんあります。
ある程度コミュニケーション能力は必要ですが、ノルマはありません。
残業は部署によってはあるようですが、比較的少ないです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
他にも、塾講師や土方などありますが今回は紹介しませんでした。
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