今回はアガルートの中小企業診断士の講座についてです。
多くの人が検討をしている診断士ゼミナールやスタディングの講座とも比較します。
また当サイトでは中小企業診断士の通信講座を徹底的に比較しています。

目次
中小企業診断士の通信講座の選び方
落ちた場合のサポート
1次と2次をストレートで1発で合格する方は1割切ると言われているので、次の年のことも考えた方がいいです。
動画講義の時間
動画講義の時間で、網羅性重視か、必要な所だけやってギリギリ狙う感じかなどが読み取れます。
一覧を見ればわかりますが、各社かなり差があります。
いずれも1次と2次セットでの動画講義の時間です。
スタディングはスタンダードコースです。
合格特典
中小企業診断士の講座は合格特典が割と豪華なので、比較対象にした方がいいです。
ただ条件の厳しさも各社異なるので自分が可能な範囲で検討しましょう。
しかも、そもそも中小企業診断士自体1年でストレート合格するのはかなり厳しい試験です。
診断士ゼミナールは3年以内に合格したら、3万円プレゼントされます。
料金は少し安い
以下の料金は定価ですが、なんだかんだキャンペーンやクーポン等で安くなることが多いです。
- 総合カリキュラム98,000円
- 総合講義88,000円
ちなみに、二つの講座の違いは2次試験過去問解析講座(5年分)が付いているかどうかです。
条件を満たせばさらに10%オフ
宅建や行政書士などの資格持ち
(宅地建物取引士試験(宅地建物取引主任者試験)・社会保険労務士試験・行政書士試験・司法書士試験・公認会計士・司法試験・予備試験(最終合格)・国内MBA(在校生、卒業生))
他社の講座をやっていた
他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座で学習されていた方
他社の通信講座と比較
診断士ゼミナール
診断士ゼミナールの講座は54,780円ですが、テキスト代がオプションで20,350円掛かります。
合計は75,130円です。
ただし、教育訓練制度の給付対象ではありません。
スタディング(スタンダードコース)
スタディングは現在2年間セットコースのみ販売しています。
何度も繰り返しますが、1次と2次をストレートで1発で合格する方は1割切ると言われているので、次の年のことも考えた方がいいです。
分量は少ない
動画講義の時間数は通信講座を比較する上で非常に重要ですが、なぜか多くのサイトでは比較されていません。
いずれも1次と2次セットでの動画講義の時間です。
動画講義の時間で、網羅性重視か、必要な所だけやってギリギリ狙う感じかなどが読み取れます。
一覧を見ればわかりますが、各社かなり差があります。
分量はスタディングと同じぐらいです。
スタディングはスタンダードコースです。
ただスタディングの口コミを見ると、「足りなかった「って声も多くありますし、「結局市販の参考書が必要になった」って口コミも多数あります。
合格された方でも「市販の参考書を併用しなければ、合格は厳しかったと思う」という口コミもありました。
なのでアガルートもスタディングと動画の収録時間同じくらいなので足りない可能性あります。
ただ、働きながらなど時間が足りない社会人がギリギリ合格を狙うには適しているでしょう。
各科目担当の講師を変えている
大体格安の中小企業診断士の講座は1人の講師が全科目担当をしています。多くても講師は3人程度です。
ですが、アガルートは全科目講師を変えてそれぞれの科目のスペシャリストが担当しています。
正直な話、スタディングや診断士ゼミナールの講義も理解はできますが、編集や解説に不満があるのは否めません。
アガルートはポイントがわかりやすいし、予備校の講義そのまんまって感じです。
講師もTACなど大手予備校出身が多いのでたとえ話を入れたりして教えるのがうまいです。
池田俊明講師(経済学・経済政策担当)
元LECの講師です。
平井孝道講師(財務・会計担当)
元TACの講師です。
飯野一講師(企業経営理論担当)
国内MBA受験予備校の講師です。
西口竜司講師(運営管理担当)
弁護士と中小企業診断士のWライセンス持っている講師です。
元辰已法律研究所の講師。
富川純樹講師(経営法務担当)
元弁護士の講師
平山理講師講師(経営情報システム担当)
現役のIT活用に強みを持つ経営コンサルタント
吉田尚平講師(中小企業経営・中小企業政策担当)
金融機関での勤務経験を生かした解説。
合格したら全額返金があるがハードルが高すぎる
全額返金+3万円が贈呈される制度があります。
- 特典1 お支払金額全額返金
試験日までにお申込みいただいた中小企業診断士試験対策講座のご利用料金(実際にお支払いいただいた料金:ポイントや割引金額を除きます。)を全額返金致します。- 特典2 合格お祝い金贈呈
合格お祝い金として,現金3万円を贈呈いたします。
ですが、直接東京都内で合格者インタビューを受けなければならないので現実的ではありません。
写真・映像・氏名はアガルートアカデミーのHPや販促物に利用させれます。
・合格者インタビューは東京都内を予定しております。交通費はご負担いただきますようお願い申し上げます。
・合格体験記でご記入いただいた内容,合格者インタビューで撮影させていただいた写真・映像はアガルートアカデミーのHPや販促物に利用させていただきます。また,氏名についても公表させていただきますので予めご了承ください。
しかも、そもそも中小企業診断士自体1年でストレート合格するのはかなり厳しい試験です。
診断士ゼミナールは3年以内に合格したら、3万円プレゼントされます。
不合格の際の延長システムがない
中小企業診断士は難易度が高く1発でストレートで受かる人はかなり少ないです。
1発でストレートで受かる人は全体の1割を切ると言われています。
だから不合格の際の延長システムは非常に重要です。
他社は不合格の際の延長システムが充実
1次と2次をストレートで1発で合格する方は1割切ると言われているので、次の年のことも考えた方がいいです。
他社の診断士ゼミナールは2年間無料で延長可能で、スタディングは1年のみの講座と比較して+5500円で2年コースがあります。
アガルートは20%割引のみ
他の通信講座のように、無料延長とか、大きく割引されるシステムはありません。
一応中小企業診断士試験を受験されたことがある方は20%割引されるシステムはあります。
USBメモリオプション
アガルートは、USBメモリオプションをオプションで付けるとオフラインでも視聴できます。
オンライン上の動画は視聴期限が来たら見れなくりますが、USBの動画は期限なく見れます。
中小企業診断士の通信講座おすすめランキング
1位:診断士ゼミナール
無料で2年間延長!!
料金は平均的
講座は54,780円ですが、テキスト代がオプションで20,350円掛かります。
合計は75,130円です。
ただし、教育訓練制度の給付対象ではありません。
合格したら3万円GET
3年以内に合格したら、合格祝い金として30,000円がプレゼントされます。
ただ顔写真が必要だし、ホームページなどの広告に使用される為それが嫌な方はあまり意味のない制度です。
名前の公表はイニシャルでも相談可とのことです。
不合格でも無料で2年間延長可能
診断士ゼミナールの最大のメリットは無料で2年間延長可能なことです。
しかも、中小企業診断士の試験は、前年度合格した科目は次の年は免除される制度を採用しています。
中小企業診断士は働きながら合格を目指す方が多いでしょう。
2カ年計画など長期間で勉強した方が挫折しにくいので、メリットは大きいです。
1次と2次をストレートで1発で合格する方は1割切ると言われているので、この制度は非常にありがたいです。
講義は編集が簡素
テキストについてはフルカラーでよくまとまってて特に問題はないです。
講義は実際見て頂ければわかりますが、編集は簡素です。
十分理解は可能です。補足の解説等もしっかりされているなというイメージです。
質問は無制限で可能ですが、返信は少し遅いこともあるという口コミがありました。
分量が多い
動画講義の分量はスタディングの2倍以上の長さです。
良い意味で網羅性は高いですが、おそらく挫折率もそこそこ高いでしょう。
ただスタディングの口コミを見る限り「足りなかった」って声がちらほらあるので、決して診断士ゼミナールが多すぎるということはないでしょう。
長期戦で安心して勉強したい方におすすめです。

2位:スタディング
格安!!範囲を絞っている。
スタディングのスタンダードコースを取り上げます。
診断士ゼミナールとどちらにするか悩む方が多いでしょう。診断士ゼミナールと比較しながらご紹介します。
2年間セットのコースがある
スタディングは現在2年間セットコースのみ販売しています。
何度も繰り返しますが、1次と2次をストレートで1発で合格する方は1割切ると言われているので、次の年のことも考えた方がいいです。
料金は安い
料金はこちらをご覧ください。
テキスト代はオプションで14,900円掛かります。
価格自体は現在診断士ゼミナールよりやや安いです。
ただスタディングはキャンペーンやクーポンの配布を頻繫に行っているので、時期によってはさらに安くなります。
教育訓練給付制度が使える(現在使えるコースなし)
1年間だけのスタンダードコースのみ教育訓練給付制度対象です。(診断士ゼミナールは対象外)
対象者であれば20%修了したら返ってきます。
ちなみに、不合格や予定が合わなくて受験できなかった場合も返ってきます。
給付条件は以下の2つのどちらかです。(基本働いている方であれば対象でしょう。)
①在職中の方 雇用保険の一般被保険者
受講開始日において、雇用保険の一般被保険者である方のうち、支給要件期間が3年以上ある方。
※同制度の利用が初回に限り1年以上の方のみ。②退職してから1年以内の方 一般被保険者であった方
受講開始日において、一般被保険者でない方のうち、一般被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年以内であり、かつ支給要件期間が3年以上ある方。
※同制度の利用が初回に限り1年以上の方のみ。引用:https://studying.jp/guide/kyufu.html
さらに不合格でも格安で延長可能
不合格でも翌年もスタンダードコースは格安で延長可能です。
ただ延長することを考えたら、無料で2年間延長できる診断士ゼミナールの方がかなり安いです。
合格したら1万円プレゼント
アンケートと合格体験談のみで、もちろんWEBサイト、パンフレット等で公表されます。
スタディングは顔写真や名前については記載がないので公表されないでしょう。
診断士ゼミナールは顔写真なしだと3000円に落ちるので、スタディングの方が顔写真なしの場合は高いです。
講座は編集に力を入れている
講座に関しては、テロップ入れたり、アニメーションを付けたりかなり凝っています。
診断士ゼミナールは編集についてはかなり簡素なので大きな差です。
解説に覇気がない
スタディングの中でも中小企業診断士の講座は看板講座です。
講師はスタディングの運営会社KIYOラーニングの取締役代表です。
スタディングを上場まで持っていってるので、経営者の腕に関しては確かでしょう。
ですが講義を見る限り、講師の解説に覇気がないなって思いました。
棒読みに近い感じで、眠くなりそうです。
雰囲気的には、NHKの高校講座みたいな感じです。良い意味で癖がないです。
特別上手いなあとか、わかりやすいなあとか思いませんでした。
個人的には、解説だけならば診断士ゼミナールの方が好みです。
スタディングの講義の特徴として講師の個性をあまり出さず、カリスマ性はありません。
その分編集を凝って、講座として見やすく仕上げている感じです。
講義の分量は診断士ゼミナールの半分以下
他の比較サイトを見ていると、講義の分量について触れているサイトは少ないです。
診断士ゼミナールは約270時間に対し、スタディングは約116時間しかありません。
スタディングはギリギリ合格を狙うので分量が少ないです。
スタディングは「足りなかった」って声も多くありますし、「結局市販の参考書が必要になった」って口コミも多数あります。
合格された方でも「市販の参考書を併用しなければ、合格は厳しかったと思う」という口コミもありました。
一次はもちろん特に二次は足りないと言われています。
スタディングは試験本番で難化したら対応できない可能性高いです。
隙間時間に勉強しやすい
スタディングは通勤中や休憩時間などの隙間時間にさっとスマホを出して勉強しやすいです。
その為1つの1つの講義も短めに設定されています。
診断士ゼミナールとの大きな違いは、スタディングはアプリがある点です。
アプリから簡単にダウンロードできて、オフラインで視聴できるのでかなり使い勝手は良いです。
一応診断士ゼミナールもダウンロードしてスマホから見れる仕様にはなっています。
2次試験の講座が音声中心
スタディングの2次試験の講座はなぜか音声中心です。
2次合格メソッド講座(8回合計約5時間)は動画もありますが、2次基礎講座(48回合計約33時間)は音声のみです。
診断士ゼミナールは2次試験も動画講義なのでこの差は大きいかなと思います。
質問は有料
診断士ゼミナールは無制限で質問可能ですが、スタディングは有料です。
Q&Aチケットを購入すれば質問可能ですが、1枚1210円と高めです。
1年で合格を目指す人で、量を絞りたい人におすすめです。

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