今回は浪人生がZ会を使うのはどうなのかを検討します。
正直Z会は現役生よりも浪人生にオススメです。
通信講座なので大手の予備校に通うよりも安いです。
しかしZ会を利用するに当たって、いくつかの条件があります。
またZ会の講座の詳細については資料請求にてご覧ください。
目次
Z会のメリット
ここでZ会のメリットをご紹介します。
問題の数が絞られている
応用力を養う考えさせる質の高い問題が絞られています。
少ない問題数で高い効果を発揮できます。
添削がある
英作文や小論文はもちろんですが、答案作成力の向上は独学では不可能です。
第三者の添削があってやっと向上します。
また、毎月添削を提出することにより、勉強へのモチベーション維持に繋がります。
タブレットコース
以前は紙のみでタブレットに対応していませんでしたが、現在はタブレットでの学習も選択できるようになりました。
しかも3科目受講して12ヶ月払いしたらタブレット実質0円になります。
Z会のデメリット
メリットばかりではなく、もちろんデメリットもあります
問題が難しい
Z会では基礎的な講座がなく、難易度が高いです。
逆を返せば基礎ができていない現役生よりも、ある程度基礎ができている浪人生の方がおすすめです。
これが最大のデメリットです。
Z会は問題が絞られている分難易度が高めに設定されています。
基礎がある程度出来ていることが前提になります。
Z回では、最低限この程度やっていることが基準の参考書の例をご紹介します。
英語
英語であれば、シス単やターゲットなどで単語を覚えて、
英文法もネクステ程度をやっていて、共通テストの文法問題はほぼ間違えなくて、
英文解釈も基礎英文解釈の技術100程度の解釈ができて、
やっておきたい英語長文300程度がすらすら読めることが前提となります
最低限は共通テスト8割、理想は9割欲しいです。
数学
数学であれば、基礎問題精講の解法程度が頭に入っていることが前提となります。
チャートで言えば黄チャートレベルです。
講座が減った
以前は英作文だけを扱った講座や、有機化学だけに特化した講座がありましたがなくなりました。
医学部に特化した講座とか特定の大学に特化した講座も数多くありましたが3コースのみになりました。
基本的には「東大・京大」「早慶・最難関大」「難関大」の3つのみになりました。(科目によっては2コースや4コースもある)
Z会の料金は?
入会金はありません。
主なコースの料金(年間払いの場合)
- 東大・京大(月あたり5000円)
- 最難関・早慶(月あたり4750円)
- 難関(月あたり4500円)
- 共通テスト6科目17科目セット(月あたり3190円)
- 小論文(月あたり4750円)
お得な割引
12カ月払いにすると講座料金が15%安くなります。
6カ月一括払いは5%OFFになります。
しかも12ヶ月払いだとタブレット端末実質0円になります。
料金の詳細は資料請求にてご覧ください。
進研ゼミと料金比較
進研ゼミの方が内容が基礎的なので、基本ができていない人は進研ゼミの方がおすすめです。
進研ゼミはZ会と同様に入会金が掛かりません。
科目数が多ければ多いほど安くなるシステムです。
料金については以下のようになっています。
科目数 | 月々の料金 | 1科目あたりの料金 |
1科目 | 10,860円 | 10,860円 |
2科目 | 11,890円 | 5945円 |
3科目 | 12,800円 | 4266円 |
4科目 | 13,610円 | 3402円 |
5科目 | 14,290円 | 2858円 |
6科目 | 14,970円 | 2495円 |
ぶっちゃけて言うと、3科目以上受講するならば、進研ゼミの方が安いです。
どちらにせよ、資料請求は無料なのでZ会と合わせて比較するのがおすすめです。
また進研ゼミの詳細についてはこちらの記事でまとめています。
小論文について
Z会の小論文(月あたり4750円)です。
小論文の講座については、進研ゼミの「小論文特講」の方が安いのでコスパ高いです。
余裕があれば両方とも受講するのもありでしょう。
ちなみに、Z会は別コースで映像講義ありの「慶大小論文 T3M」と私大医学部向けの「医系小論文 T3T」もあります。
小論文の講座の比較についてはこちらの記事でまとめています。
他社との比較
大手の予備校
河合塾・駿台・代ゼミあたりでしょうか。
自宅から予備校に通っても、本科生だと100万円は余裕で掛かります。
単科だけ取るという手法もありますが、基本自習室は単科の授業を取っている日しか使えない校舎が多いです。
大体相場は1年間で1単科7万円~12万円+入学金が相場です。
進研ゼミ
進研ゼミの方が量は多いですが、導入は丁寧です。
基礎力に自信がない方は丁寧で親切な進研ゼミの方がおすすめです。
進研ゼミについての詳細はこちらの記事をご覧ください。
スタディサプリ
動画講義中心です。
月2178円と非常に安いですが、添削が付いていません。
基本はスタディサプリで学習して、添削が必要な科目だけZ会を使うという方法もあります。
こんな人にZ会がおすすめ
昨年ギリギリで落ちた人
Z会は難易度が高いです。
ギリギリで落ちたあなたならば、Z会のテキストでより実力を研ぎ澄ますことに期待できます。
答案作成能力を養い、実力を上げましょう。
時間のない仮面浪人
仮面浪人の人は大学の授業に出なければならないので時間がありません
Z会のテキストは問題の数を絞っているので効率よく学習できます。
宅浪のモチベーション維持に
宅浪は誰にも命令されないので、スケジュールやモチベーションが崩れがちです。
添削を提出することによってモチベーション維持できます。
予備校と並行して
予備校の単科と並行してZ会の講座で添削をやることもおすすめです。
最後に
お申し込みした方が絶対やってはいけないことは、教材をやらないことです。
お金がもったいないし、合格できません。
お申し込みをしたからには、必ず最後までやり遂げましょう。
詳細は資料請求にてご確認してください。
いずれにせよ、資料請求は無料なのでご自身で比較してみるといいでしょう。
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