今日は神戸大学海洋政策科学部をご紹介します。
元々は海事科学部でしたが2021年から海洋政策科学部に改編になりました。
水産系の学部と言えば、ゴリゴリに船や航海のイメージがありますがそうでもありません。
学科(領域)
学科(領域)は4つに分かれます。敢えて詳しい解説はしません。
領域は2年次以降に選択します。
海洋基礎科学領域
理学系です。
海洋応用科学領域
工学系です。
海洋ガバナンス領域
経済学など社会科学的文系です。
海技ライセンスコース
小型舟艇等を用いた実習・演習があります。
船の運航技術と管理、海洋政策科学分野の幅広い知識を学び、海技士(航海・機関)としての専門知識と技術を修得します。
改編で何が変わったの?
文系から入学可能
今までは理系のみでの募集でしたが、文系からでも募集されるようになりました。
2年次に専門を決める
極端な話、入試を文系で受けた方でも理系の領域に進めることも可能です。
船に乗らないといけないの?
多くの水産学部では船に1週間や2週間乗る船舶実習が必修です。
神戸大学海洋政策科学部では、1年次に「海のアクティブラーニング」の一環として、学内練習船へ少し乗るようです。
2年以降は選択っぽいです。
詳しくはオープンキャンパス等で質問してみるといいでしょう。
こちらのホームページも参考になるでしょう。
入試
元々は理系学部でしたが、改変されて文系でも受験できるようになりました。
理系科目重視型
共通テストの国語の配点高め
2次試験数学(数Ⅲあり)、理科2科目、英語
文系科目重視型
共通テストの理科の配点高め
2次試験は数学、英語、国語
就職
就職はかなりいいです。もちろん造船関係の大手に強いです。
具体的には以下のものがあります。
- 日本郵船
- 商船三井
- 川崎汽船
- 三井造船
- 日立造船
- 川崎重工業
また就職先は海事関係だけには留まりません。
金融や通信、メーカーに就職している方もいます。
詳しくはこちらこちらをご覧ください。
まとめ
偏差値の割りに就職がかなりいいのでオススメです。
神戸大学の理系学部を目指していたが共通テスト失敗した方、文系を選んでしまったがやっぱり理系に進みたくなった方におすすめです。
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