今回は東京アカデミーの公務員の通信講座についてです。
結論から言いますと、情報だけ欲しい方にとっては格安でコスパ高いです。
また当サイトは公務員試験の通信講座について徹底的に比較しております。
目次
講座一覧
入会金込みの価格です。
- 行政職実践コース:87,000円(税込)
- 市町村(行政職専門あり)コース:92,000円(税込)
- 行政職専門科目コース:60,000円(税込)
- 市町村(教養型)/警察官・消防官・国立大学等職員コース:62,000円(税込)
- 教養科目実践コース:56,000円(税込)
- 工学の基礎コース:36,000円(税込)
- 社会人経験者枠 教養試験対策+職務経験論文対策コース:66,000円(税込)
- 社会人経験者枠 職務経験論文対策コース:36,000円(税込)
特徴
大手なのに格安
大手でこの価格は破格です。
公務員の通信講座全体で最安値に近いです。
教材
テキスト
出たDATA問(過去問題集)
一応毎年改訂しているとのことです。
演習課題
課題があって提出する形となっています。(提出期限はありません)
1週間程度(公式では2週間)で課題が返ってきて添削されます。
特典
模擬面接
個別面接練習や集団討論練習など(事前予約制)など1回だけ利用できます。
SOSカード
5回まで質問可能です。
セミナー
東京アカデミーがやっている「官庁・自治体説明会」や「地方公務員受験セミナー」は通信講座でも参加できます。
ファイルに大量にためられた情報を閲覧可能
面接で聞かれた内容等は「受験報告書」としてファイルに大量にためられていて直接校舎に出向けば閲覧可能です。
大手なので情報量に関しては莫大な量を保持しています。
田舎の市役所であっても面接で聞かれた情報を持っています。
惜しい点(デメリット)
動画講義なし
大体通信講座だと動画講義ですが、この低価格なのでテキストと過去問集のみです。
科目によってはテキストのみで理解するのは厳しいかもしれません。
理解できなかった場合は別に市販のエクシア出版など口語調の市販の参考書を利用するといいでしょう。
ちなみに、関連会社に「世界の車窓から」とか番組を制作しているTV番組制作会社があるので、映像制作の技術はあると思われます。
このご時世だし、通信講座にも映像講義を導入してもっと力を入れていいと思いますが…
自習室は通信だと使えない
通学生だと自習室が使えますが、通信だとLECやTACのように自習室が使えません。
さすがにこの価格では自習室は使わせてもらえません。
ぶっちゃけ市販の参考書で代用できる
動画講義ではないので、ぶっちゃけ市販の参考書で代用できます。
例えば、出たDATA問(過去問題集)にしても、スー過去で代用できます。
テキストも市販の口語調の参考書で代用できます。
一応「解説が市販の参考書よりもわかりやすかった」という口コミもありました。
また出たDATA問は市販されています。
ただモチベーションを維持させる為に提出課題があります。
添削はあると言っても、所詮はマーク式なので、学力の向上に貢献するかどうかは未知数です。
質問は5回まで
SOSカードは5回までです。追加販売もありません。
どういう人におすすめ?
お金はないけど情報が欲しい人
本当は実績ナンバー1のLECやTACに入るのが一番良いです。
筆記対策から面接対策まで手厚いサポートが受けられますが、35万円くらいします。
元々東京アカデミーは通学で評判の良い予備校です。
東京アカデミーは数万円で大手の莫大な情報を閲覧可能です。
理系
理系だと工学の基礎コース:36,000円(税込)が激安です。
内容としては、工学の基礎(数学・物理)だけです。
ですが、模擬面接1回と大手の莫大な情報を閲覧可能なことを考えれば3.6万円はかなりお得です。
そもそも理系の講座自体大手以外やっていません。
公務員試験おすすめ講座ランキング
1位:クレアール
大手に入る余裕がない人向け
質もサポートもそこそこ
2位:LEC
無難な選択。
公務員試験の通信講座の比較の詳細はこちらの記事で行っています。
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