あまり聞いたことないですが、在学中に高卒公務員になって大学中退するという選択肢を紹介します。
目次
地方公務員の場合
高卒公務員は地方初級試験を受験します。
試験は高卒レベルに合わせてあるので、簡単です。
当然面接もあります。
ただ試験内容は自治体によって違います。
国家公務員の場合
1次試験
- 教養試験
- 適性試験
- 作文
※作文は小論文じゃないので高度なことは書かなくていいです。
2次試験
- 個別面接
- 性格検査
官公庁訪問
さらに、2次試験合格したら官公庁訪問もあります。
試験は高卒レベルに合わせてあるので、簡単です。
面接で聞かれること
当然面接では根掘り葉掘り聞かれます。
もちろん今後のことについて以下のことは聞かれます。
- なんで大卒まで待たないのか?
- なぜ大学に行ったのか?
- 内定後中退するのか?
もちろんこれらの答えは事前に答えを用意しておきます。
年齢制限
大体、現役で大学入学すれば、受験資格があるのは2回生までです。
大体高校卒業して3年経つと受験資格がなくなります。
大学中退高卒公務員のメリット
学費を払わなくてよくなる
ぶっちゃけ大学の学費はむっちゃ高いです。
人によっては奨学金借りて借金をしている人もいるかもしれません。
中退をすれば奨学金を借りる必要がなくなるのは大きなメリットです。
就職難の時代に確実に就職できる
高い学費を払って大卒になったとしても、就職できるとは限りません。
大卒で民間に就職するよりも待遇がいい(偏差値の低い大学の場合)
特にFラン程まともなところに就職できません。
はっきり言ってFラン卒業して小売店とか飲食で就職するよりも、高卒公務員の方が待遇いいです。
大卒の公務員と比べて競争率も難易度も低い
大卒の公務員は普通に難易度高いです。
最近は民間の労働環境も悪いし、不況なので公務員の人気は高まっています。
なので普通に東大で市役所とかいます。
ですが、高卒公務員は高卒しか受けられないので、難易度低いです。
みんながやらないことを狙うのはチャンスです。
働きながら通信や夜間で大学に通える
働きながらでも大学は通えます。
ただ通信だと4年で卒業するのは厳しいです。
夜間という選択肢もあります。
比較的公務員は地方公務員であれば残業も少ないので、夜間の大学に通いやすいでしょう。
ちなみに、夜間の大学についてはこちらでまとめています。
大学中退高卒公務員のデメリット
入学金が無駄になる
大学の入学金や今まだ納めた授業料は無駄になります。
キャンパスライフ(青春)を楽しめない
みんなが遊んでいる時に、就職するのは少し気が重いかもしれません。
高卒なので給料が安い
高卒扱いなので給料安いです。
ただ通信でも夜間でも大学卒業したら、大卒の給料になるようです。
一生公務員やる覚悟
元々公務員からの転職自体難易度高いと言われています。
しかも、大学中退しているので高卒扱いです。
まとめ
大学受験失敗して、仮面浪人する人がいますが、本当に将来のことを考えたらこちらの方がいいかもしれません。
まあ、高校卒業後に大学行かなくて公務員専門学校に進学したのでもいいような気がしますが…
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