やっていることは同じなのに教える人によって、上手い下手あります。
これは中学や高校にしても、予備校にしても同様です。
公務員試験にしても、資格の予備校や通信講座にしても同様です。
下手な人に教わると、苦手な科目になったり、そもそも科目自体が嫌いになります。
今回はなぜ下手なのかよくある特徴を分析してみました。
教科書やテキストをそのまま読んでいるだけ
よくある下手な講師(教師)の特徴ナンバー1です。
教科書やテキストをそのまま読んでいたり、黒板に書き写している講師は多いです。
そのまま読んでいるのは、暗記科目に多いイメージです。
教えるのが上手い講師というのは、なぜそうなったのか教科書に書いていない背景知識を伝えて、知識を定着させます。
あとは、ちょっとした余談とか小話とか面白い話をして、知識の定着と共に息抜きの時間を与えます。
教えるのが下手な講師は、さらっと余談を言う腕がないのか、そもそも知識がないのか、わかりません。
そのまま黒板に書き写すのは、数学の教師に多いです。
そのまま黒板に書き写すだけで、理解できねえだろって。そりゃあ数学嫌いになります。
なぜそう考えるのか、なぜそのように式を立てるのか、方針を説明しないのは下手な講師の特徴です。
講師の立場からすると、教科書そのままやるだけなのは楽です。
難しいことを嚙み砕いて説明しない
どのような科目でも、難しくなる山場はあります。
山場でどうわかりやすく教えるかが腕の見せ所です。
ただ難しいことをわかりやすくするために嚙み砕くと、厳密には間違っていることがあります。
はっきり言いますが、嘘を教えるのは論外です。
実際嚙み砕き過ぎて、嘘を教えている方はいます。
特にYouTubeでやっている素人の講義に多いイメージです。
上手な講師というのは、同業者の専門家が見たら文句言われそうなことも、表現を気を付けるなど上手く回避して、嚙み砕いて説明します。
レジュメや補足プリントがない
講師自身が書いた教科書やテキストならば、完璧に作られているのであれば補足プリントが必要ないでしょう。(予備校系は講師自身が大体制作しています)
ですが、中学・高校教師は大体誰か上の偉い人に勝手に決められた教科書を使って授業や講義をさせられています。
そうなるとどうかしら教師自信も不満を感じる所もあるし、補足するものが必要となります。
もしくは理解を深める為にミニテストとか演習のプリントを作ります。
補足のプリントを作らないというのは、そもそも教えるやる気がないのでしょう。
ポイントがわかりにくい
どこが受験に出るポイントか言わない講師(教師)のことです。
受験に興味がないのか、そもそも試験問題を見ていないのかわかりませんが多いです。
抑揚がない・テンポが悪い
抑揚がない・テンポが悪い授業は途中で飽きるし眠たくなります。
これは話術(トーク力)の問題です。
知名度がない
これは予備校とか通信講座です。
予備校講師は競争が激しいので、下手な授業をしていたら淘汰されて消えます。
大手予備校で、ある程度長い年数講師をしているという実績だけでも、「生き残っているということは、腕があるんだなあ」推測されます。
あとは出版です。出版社も腕のある講師じゃないと執筆依頼しません。
本を出しているということはそれだけ人気のある証拠です。
- 大手予備校での講師経験(年数)
- 著書
この2つは講師を選ぶ際のものさしとなります。
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