今日は税理士について紹介します。
どんな職業?
もちろん税に関する仕事です。企業や個人事業主の会計をします。
また会計をするだけではありません。
企業や個人事業主の経営コンサル的な役割もします。
もちろん節税についてもアドバイスをしますが、経営についてもアドバイスをします。
そのため、月に一度はお客さんと実際に会ってお話しします。
世間話も多いようです。
さらに、税務署から税務調査にあった場合は立ち合います。
税務調査というのは任意で税務署が税の調査をします。
また税理士は独立開業も可能です。
ただ仕事を得るためには、会計が出来るのはもちろんのこと企業経営の指摘、人柄が良くなければなりません。
試験内容
何年も時間がかかる
税理士は1科目合格すれば永久に合格です。
ただ5科目合格しないと税理士にはなれません。
そして1つ1つの試験が非常に重く合格率は10%程度です。
ですので、何年も掛けて1科目または2科目ずつ合格していきます。
会計学
会計学2科目は必須です。
- 簿記論
- 財務諸表論
税法3科目
必須科目1科目、選択科目2科目です。
必須科目は所得税法 or 法人税法です。
将来個人事業主を相手にしたい方は所得税法
企業を相手したい方は法人税法を選択するといいでしょう。
また選択2科目は以下の7科目です。
- 相続税法
- 国税徴収法
- 消費税法 or 酒税法
- 住民税 or 事業税
- 固定資産税
試験合格後
税理士登録するには、2年間の経理の実務経験が必要です。
大体3科目程度合格してから就職活動して働きながら、
受験する方が多いようです。
難易度
1つの科目の合格率が10%程度です。
難易度は非常に高いです。
難易度が非常に高いので、在学中に合格はほぼ無理です。
ただ合格者層の大学出身は幅広いです。
税理士になるのに最も簡単な方法
国税専門官で23年間働くことです。
国税専門官で23年間働けば、税理士の資格が手に入ります。
国税専門官については詳しくはこちらをご覧ください。

23年も働くのが嫌であれば、国税専門官として10年勤続すれば、税法3科目免除されます。
その後会計2科目に合格しなければなりませんが、会計大学院を卒業すれば、会計2科目は免除されます。
税理士になる最も簡単な方法は会計大学院を卒業し、国税専門官に合格して10年間勤続することです。
予備校
税理士は独学で合格は不可能です。
そして合格者の出身予備校はTACと大原に限られます。
そして料金はどちらも変わりません。
1年で約120万円、2年224万円掛かります。
ただし、合格までもっと時間が掛かれば、もっとお金が掛かります。
近くにあれば、近くにある方をオススメします。
どちらもあれば、資料請求をオススメします。
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