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弁護士を目指したら人生詰むかも 法科大学院への進学は危険

大学院

今日は法科大学院への進学について考えてみました。

タイトルの通り法科大学院への進学はかなり危険です。

下手したら人生詰む可能性があります。

 

弁護士になるには

弁護士になるにはまず

  • 司法試験予備試験に合格
  • 法科大学院を卒業

しなければなりません。

 

司法試験予備試験に合格すれば法科大学院に行かずに済みます。

司法試験予備試験は

  • 短答式試験
  • 論文式試験
  • 口述試験

この短答式試験が難関で合格率が2割前半しか受かりません。

さらに短答式合格した人しか論文試験を受けられません。

これも2割前半しか合格者がいません。

 

司法予備試験に合格するだけでもかなり難関なのです

 

予備試験のメリット

高い合格率

司法予備試験の合格者はその後の司法試験の合格率はかなり高いです

司法試験の全体の合格率は2割前半ですが、司法予備試験の合格者は

なんと司法予備試験合格者は6割を超えます

学費の削減

法科大学院に進学したらかなりお金が掛かります。

国立で100万、私立だと100万~150万掛かります。

 

法科大学院の合格率

先ほど述べた通り司法試験全体の合格率は2割前半です。

ここで各法科大学院の合格率を見てみましょう

トップ7を挙げました

受験者数 合格者数
1 一橋大法科大学院 127 63 49.61%
2 東京大法科大学院 285 137 48.07%
3 京都大法科大学院 222 105 47.30%
4 慶應義塾大法科大学院 350 155 44.29%
5 早稲田大法科大学院 424 152 35.85%
6 神戸大法科大学院 127 41 32.28%
7 中央大法科大学院 462 136 29.44%

 

日本のトップの法科大学院でも合格率は半分を切ります

その他の上位の大学でも3割程度になります

さらに地方国立やMARCHや関関同立になると、

合格率1割で合格者数が片手で数えられる程度しかいないこともざらです。

司法試験はかなり難関なのです

 

詳しくはこちらのサイトをご覧ください

2016法科大学院等司法試験最終合格率ランキング
さて、今年(2016年)も法務省から司法試験最終合格の結果が発表されましたので、合格率順に並べ替えてみました。…

 

大きな罠

当然落ちた人は来年も受験します。

しかし、司法試験は5年で3回までしか受けられません。

つまり3回落ちたら人生詰みます。

 

22で大学卒業するとして、24で法科大学院卒業

27で司法試験失敗。

さらに浪人して入学してたら1,2年遅くなります。

終わった時は30近くになっています。

 

当然30近くになって就職できる企業なんてありません。

(公務員はギリ受けられますが)

 

だって企業は文系の院卒の人なんて欲しがっていませんから。

ましてや新卒ではないので需要ありません。

大卒後に文系の院進学をおすすめしない理由 〜社会人なってからでも遅くない〜

 

しかも上位の法科大学院に進学する方は学部が早慶や東大一橋といった上位層です。

この人たちは学部で普通に就活をしていればそこそこいい企業に就職できたでしょう。

 

まとめ

よっぽど弁護士になりたい強い意志がない限り目指さない方がいいでしょう。

どうしても法律に関わる仕事をしたいって人は以下ををオススメします。

  • 裁判所事務官
  • 裁判所書記官
  • 検察事務官
  • 法務事務官

これらは10年勤務で無試験で司法書士の資格が手に入ります。

 

もちろん併願で特別区や県庁、市役所も受けるといいでしょう。

余談になりますが、裁判所事務官や市役所で働きながら、司法試験を受験する方もいるようです。

 

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